ダイキンエコキュートのエラーコードまとめ|故障のサインや修理費用の比較も解説

エコキュート

ある日突然、ダイキンエコキュートのリモコンに表示された「警報」の文字と見慣れない英数字にパニックになった経験はありませんか。

お湯はりボタンを押してもお湯が出ず、「一体何が起きたの?」「どうすれば直るの?」と不安になってしまいますよね。

しかし慌てて専門業者に電話する前に、まずはそのコードの意味を理解し、自分でできる対処法を試してみることで、案外簡単に解決するケースも少なくありません。

そこでこの記事では、ダイキンエコキュートで表示される可能性のあるエラーコードについて、その原因からご家庭でできる具体的な対処法、さらには修理と交換のどちらを選ぶべきかという判断基準まで解説します。

ぜひ最後まで読んでみてくださいね。

  1. ダイキンエコキュートのエラーコードとは
    1. エラーコードの仕組みと役割
    2. エラーコードを放置するリスク
  2. ダイキンエコキュートのエラーコード確認方法
  3. ダイキンエコキュートのエラーコード解除方法
    1. ①台所リモコンでのリセット操作
    2. ②貯湯タンクの漏電遮断器でのリセット
  4. ダイキンエコキュートのエラーコード一覧と詳細
    1. 「7」から始まるエラーコード
      1. 740:台所リモコンと貯湯ユニット間の通信不具合
      2. 750:ふろリモコンと貯湯ユニット間の通信不具合
    2. 「C」から始まるエラーコード
      1. C15:浴槽のお湯の温度異常高、お湯はり高温検知
      2. C16:給湯時のお湯の温度異常高、給湯高温検知
      3. C30:貯湯タンクの温度センサー異常
      4. C45:循環ポンプ経路に異常、沸き上げポンプの回転数低下
      5. C52:追いだき運転が正常に行えない、ふろ循環異常
      6. C55:お湯はりに時間がかかりすぎている
      7. C71:湯とり温度センサーの異常、湯とり回路の温度検知不良
      8. C72:三方弁系の不具合を検出
      9. C73:漏水センサーの異常を検出
      10. C74:追いだきポンプの不具合を検出、熱交循環ポンプ回転数低下
      11. C76:貯湯ユニットとリモコン間の通信不具合
      12. C77:水温センサーの異常を検出、給水(水温)温度検知不良
      13. C78:電源周波数を検出できない
      14. C79:ふろのお湯や水を循環させるポンプの不具合
      15. C80-01/C80-02:貯湯タンク内の漏電検出、貯湯タンクへの入水・出湯循環ポンプのエア噛み
      16. C81:貯湯タンクの高温異常を検出、ふろのお湯・水を循環させるポンプのエア噛み
      17. C84:混合水温センサーの異常
      18. C87:おゆぴかUV機能の異常
    3. 「E」から始まるエラーコード
      1. E1:プリント基板のマイコンが正常に動作していない
      2. E3:運転中に高圧圧力が上昇し過ぎて停止
      3. E6:圧縮機の過電流を検出して停止
      4. E7:ファンモータが運転しないため停止
      5. E8:入力過電流を検出して停止
      6. EC:ヒートポンプからの出湯温度が上昇し過ぎて停止
    4. 「F」から始まるエラーコード
      1. F3:圧縮機の吐出管温度が上昇し過ぎて停止
      2. F17:貯湯ユニットからの水もれを検知して停止
      3. F38-01~05:貯湯タンク内の残湯温度を検知しているサーミスタが正しい温度を示していない
      4. F47:水もれ検知センサー系の不具合を検知して停止
      5. F66:お湯はり電磁弁が閉まらない状態を検知
      6. F94:ふろ水位センサ系の不具合を検知して停止
      7. FA:高圧圧力が上昇し過ぎて停止
    5. 「H」から始まるエラーコード
      1. H0:圧縮機が運転しても電流が流れないため停止
      2. H3:高圧圧力スイッチ系の不具合を検出して停止
      3. H6:圧縮機の過電流検出センサーが作動して停止
      4. H8:圧縮機の入力電流が上昇しないため停止
      5. H9:外気の温度を検知しているサーミスタが正しい温度を示していない
      6. H25:水流スイッチ系の不具合を検出して停止
      7. H32~H42:各種温度センサー(サーミスタ)の異常
      8. H54~H60:各種三方弁・混合弁の不具合
      9. H67/H68:各種弁の不具合による沸き上げ運転不可
      10. H76:貯湯ユニットとリモコン間の通信不具合
      11. H82:リモコンの時刻設定ができない
      12. H83:ふろの水位設定ができないため停止
      13. H91:保安器が動作したため停止
      14. H92:貯湯タンクの缶体温度が高温を検知して停止
      15. H97:冷却運転終了後に再び冷却運転を開始したため停止
      16. HC:出湯の温度を検知しているサーミスタが正しい温度を示していない
      17. HJ:ヒートポンプからの出湯温度が上昇しないため停止
    6. 「J」から始まるエラーコード
      1. J0:冷媒調整器の温度を検知しているサーミスタが正しい温度を示していない
      2. J3:圧縮機の吐出管温度を検知しているサーミスタが正しい温度を示していない
      3. J5/J6/J8:各種サーミスタの異常
      4. JA:高圧圧力センサー系の不具合を検出して停止
    7. 「L」から始まるエラーコード
      1. L3/L4:放熱フィン温度の上昇
      2. L5:圧縮機に過電流が流れたため停止
    8. 「P」から始まるエラーコード
      1. P4:放熱フィンの温度を検知しているサーミスタが正しい温度を示していない
    9. 「U」から始まるエラーコード
      1. U0:ガス欠(冷媒循環量不足)を検出して停止
      2. U2:低電圧を検出して停止、インバータ電源回路の不足電圧・過電圧
      3. U4:貯湯タンクとヒートポンプユニット間での伝送異常のため停止、通信不具合
      4. U7:ヒートポンプユニット内部での相互通信ができていない
      5. U22:湯はり中に注湯量が減少したため停止
      6. U51:お湯はり時間超過のため停止
      7. U53:ふろの水位が安定しないため停止
      8. U54:初回残り湯がある状態で試運転を行ったため停止
      9. U61:給湯の温度が低すぎるため停止
      10. UA:リモコン誤接続異常
      11. UD:ガス欠(冷媒循環量不足)を検出している
      12. UF:貯湯タンクとヒートポンプユニット間での誤配管を検出している
    10. 特に冬の時期に起こりやすいダイキンエコキュートのエラーコード5選
  5. エコキュート故障のサインと一般的な対処法
    1. 自分で気づける故障の兆候
    2. 故障やトラブルへの具体的な対応法
  6. エコキュートの修理か交換かの判断基準
    1. エコキュートの寿命の目安
    2. 修理費用と交換費用の比較
    3. 保証期間内外の対応
    4. 新しいエコキュートに交換するメリット
  7. 故障時の修理依頼先と依頼の仕方
    1. メーカーサポートへの連絡
    2. 家電量販店への問い合わせ
    3. 専門業者への依頼
    4. 賃貸住宅・マンションでの対応
  8. まとめ

ダイキンエコキュートのエラーコードとは

毎日のお湯を支えるダイキンエコキュートですが、突然リモコンに「警報」の文字と見慣れない英数字が表示され、お湯が使えなくなると非常に困りますよね。

この表示が「エラーコード」と呼ばれるもので、エコキュートに何らかの不具合や異常が発生したことを知らせるサインです。

エラーコードの仕組みと役割

これは、エコキュートの自己診断機能によって検知された不具合の内容を示す重要な情報です。

アルファベットは「C」なら貯湯タンク関連、「E」ならヒートポンプ関連といったように、不具合が発生している箇所の種類や区分を表しています。

エラーコードを放置するリスク

エラーコードが表示されたにもかかわらず、「そのうち直るだろう」と放置してしまうと、様々な深刻な問題を引き起こす可能性があります。

まず最も直接的な影響として、お湯はりや給湯ができなくなり、入浴などの日常生活に支障をきたします。

毎日銭湯に通うことになれば、予期せぬ金銭的負担が増加してしまいます。

また、軽微な異常を放置することで、関連する他の部品にも負荷がかかり、エコキュート全体の故障に発展するケースも少なくありません。

エラーコードは、こうした大きなトラブルを未然に防ぐための警告と捉え、速やかに対処することが重要です。

ダイキンエコキュートのエラーコード確認方法

ダイキンエコキュートに何らかの異常が発生した場合、その原因を特定するための第一歩は、リモコンに表示されるエラーコードを正確に確認することです。

エラーコードの確認方法は非常にシンプルで、特別な操作を必要としません。

通常、台所または浴室に設置されているリモコンの液晶画面を見てください。

不具合や異常を検知すると、画面の上部または下部に「警報」という文字が表示され、その近くにアルファベットと数字が組み合わさった2〜3桁のコードが表示されます。

例えば、「C76」や「H54」といった形です。

このコードこそが、エコキュートが自己診断機能で特定したトラブルの原因を示す重要な情報源となります。

エラーが表示された際は、慌てずにまずこのコードをスマートフォンで撮影するか、正確にメモしておくことを強く推奨します。

ダイキンエコキュートのエラーコード解除方法

エラーコードが表示された際、一時的な不具合であればユーザー自身でエラーを解除(リセット)できる場合があります。

ただし、ここで重要なのは、エラー解除はあくまで表示を消すための応急処置であり、不具合の根本的な原因を解決するものではないという点です。

①台所リモコンでのリセット操作

最も手軽なリセット方法は、台所リモコンのボタン操作です。

多くのダイキンエコキュートの機種では、台所リモコンにある「決定」または「確定」ボタンを10秒以上長押しすることで、エラー表示をリセットできます。

機種やリモコンのモデルによってはボタンの名称や操作方法が若干異なる場合があるため、もし操作がうまくいかない場合は、ご家庭に保管されている取扱説明書で正式なリセット方法を確認してください。

この操作でエラーが消え、通常通りお湯が使えるようになれば、システムの一時的な誤作動だった可能性があります。

しかし、しばらくして再び同じエラーが表示される場合は、何らかの部品に問題が生じているサインと考えられます。

②貯湯タンクの漏電遮断器でのリセット

リモコン操作でエラーが解除されない場合や、より確実にシステム全体をリセットしたい場合は、貯湯タンク本体にある漏電遮断器(漏電ブレーカー)を操作する方法があります。

まず、貯湯タンクユニットの前面下部にある操作窓のカバーを開けてください。

内部に「漏電遮断器」または「ブレーカー」と書かれたスイッチがあります。

このスイッチを一度「OFF」(切)にし、約10秒以上待ってから再び「ON」(入)に戻します。

この操作により、エコキュートの電源が完全にリセットされます。

ただし、エラーコードの種類によっては推奨される待機時間が異なります。

例えば、H8、H9、HC、J0、J3、J5、J6、J8、JA、L3、L4、L5、P4、U0といったエラーでは5分程度「OFF」にすることが、10秒程度「OFF」にすることが推奨されています。

また、一部のエラーでは3秒以上「OFF」にするといった指示もあります。

取扱説明書やメーカーサイトでご自身のエラーコードに対応したリセット方法を確認することが、最も確実で安全な対処法と言えるでしょう。

ダイキンエコキュートのエラーコード一覧と詳細

ダイキンエコキュートのエラーコードは、アルファベットと数字の組み合わせで構成されており、先頭のアルファベットによって不具合の種類がある程度判別できます。

ここでは、各エラーコードが示す内容、考えられる原因、そしてご自身で試せる対処法から専門家による修理が必要な場合の目安金額までを解説します。

「7」から始まるエラーコード

「7」から始まるエラーコードは、主にリモコンと貯湯ユニット間の通信に関する不具合を示しています。

740:台所リモコンと貯湯ユニット間の通信不具合

  • エラー内容・原因:台所リモコンと本体(貯湯ユニット)が正常に通信できていない状態です。原因としては、リモコン配線の接触不良や断線、台所リモコン自体の故障、あるいは貯湯ユニット側のプリント基板の不具合が考えられます。
  • 対処法:まず、貯湯タンクの漏電遮断器を約10秒以上「OFF」にした後、再度「ON」に戻してエラーが消えるか確認してください。リセットしても症状が改善しない、または頻繁に再発する場合は、配線や基板に問題がある可能性が高いです。専門的な点検が必要なため、販売店またはダイキンのコンタクトセンターに点検・修理を依頼してください。
  • 修理目安金額:42,000円~102,000円

750:ふろリモコンと貯湯ユニット間の通信不具合

  • エラー内容・原因:浴室に設置されているふろリモコンと本体(貯湯ユニット)との間で通信エラーが発生しています。ふろリモコンの配線コードの外れや断線、リモコン本体の故障、貯湯ユニットのプリント基板の不具合が主な原因として挙げられます。
  • 対処法:740エラーと同様に、まずは貯湯タンクの漏電遮断器を10秒以上「OFF」にし、再度「ON」にするリセット操作を試みてください。これで復旧しない場合は、配線や部品の故障が疑われるため、無理に自分で解決しようとせず、メーカーまたは購入した販売店へ連絡し、プロによる診断と修理を依頼しましょう。
  • 修理目安金額:42,000円~101,000円

「C」から始まるエラーコード

「C」から始まるエラーコードは、主に貯湯タンクユニット内部のセンサーや配管、ポンプといった部品の異常を示します。

C15:浴槽のお湯の温度異常高、お湯はり高温検知

  • エラー内容・原因:お湯はり中に浴槽の温度が異常に高くなったことを検知したエラーです。浴槽温度センサーの故障や制御基板の不具合、お湯はりシステムの異常、または冬場の配管凍結などが原因として考えられます。
  • 対処法:このエラーが表示された場合、お湯はり時に意図せず熱湯が出る危険性があります。火傷のリスクがあるため、直ちに使用を中止してください。ご自身での対処は困難かつ危険なため、速やかにメーカーまたは販売店に連絡し、点検・修理を依頼することが不可欠です。
  • 修理目安金額:16,500円~

C16:給湯時のお湯の温度異常高、給湯高温検知

  • エラー内容・原因:蛇口やシャワーから出るお湯の温度が異常に高くなった場合に表示されます。給湯温度センサーの故障や制御基板の不具合、断水、給水止水栓が閉まっている、配管の凍結などが原因として想定されます。
  • 対処法:C15と同様に、熱湯が出る可能性があり非常に危険です。すぐにエコキュートの使用を中止し、専門業者による点検・修理を依頼してください。断水や凍結が原因と思われる場合は、状況が解消されてからリセットを試みてください。
  • 修理目安金額:16,500円~

C30:貯湯タンクの温度センサー異常

  • エラー内容・原因:貯湯タンク内部の温度を測る「缶体上サーミスタ」というセンサーの故障や、それに繋がる配線の不具合、制御基板の問題が考えられます。
  • 対処法:一時的なエラーの可能性があるため、貯湯タンクの漏電遮断器を10秒以上「OFF」にしてから再度「ON」にするリセット操作を試してください。それでもエラーが消えない場合は、センサー部品の交換などが必要になるため、メーカーまたは販売店に修理を依頼しましょう。
  • 修理目安金額:19,000円~61,000円

C45:循環ポンプ経路に異常、沸き上げポンプの回転数低下

  • エラー内容・原因:お湯を沸き上げるための循環ポンプがうまく作動していない状態です。原因は多岐にわたり、配管のゴミ詰まり、断水、給水止水栓が閉まっている、ポンプ自体の不具合、水熱交換器の詰まり、冬場の配管凍結などが挙げられます。
  • 対処法:まず断水していないか、給水止水栓が完全に開いているかを確認してください。冬場であれば配管が凍結していないか確認し、凍結している場合は自然に解けるのを待ちます。これらに問題がない場合は、漏電遮断器でリセットを試み、それでも改善しなければ専門家による点検が必要です。
  • 修理目安金額:16,500円~

C52:追いだき運転が正常に行えない、ふろ循環異常

  • エラー内容・原因:追いだき機能が正常に作動しない場合に表示されます。浴槽のお湯を循環させる追いだきポンプの不具合、配管の凍結、浴槽アダプターのフィルター詰まりや水位不足、断水などが原因として考えられます。
  • 対処法:まず、浴槽のお湯がふろアダプター(循環口)の中心より上まであるか確認してください。水位が低い場合は、たし湯をしてからエラーをリセットします。アダプターのフィルターが汚れていれば清掃しましょう。冬場は配管凍結の可能性もあります。それでも改善しない場合はポンプやセンサーの故障が疑われるため、修理を依頼してください。
  • 修理目安金額:16,500円~

C55:お湯はりに時間がかかりすぎている

  • エラー内容・原因:設定した湯量までのお湯はりに、規定以上の時間がかかった場合に表示されます。浴槽の栓の閉め忘れが最も多い原因ですが、その他にも給水フィルターの詰まり、断水、給水止水栓が閉まっている、配管の凍結や詰まり、お湯はり関連の電磁弁や流量センサーの不具合が考えられます。
  • 対処法:まず浴槽の栓がしっかり閉まっているか確認してください。次に給水フィルターの掃除、給水止水栓が開いているかの確認を行います。断水や凍結の場合は、解消を待ってからリセットしてください。これらを確認してもエラーが解消されない場合は、内部部品の故障の可能性があるため、専門業者に点検を依頼しましょう。
  • 修理目安金額:16,500円~

C71:湯とり温度センサーの異常、湯とり回路の温度検知不良

  • エラー内容・原因:一部の機種に搭載されている「湯とり」機能に関する温度センサーの異常です。センサー自体の故障や配線の断線、貯湯ユニットのプリント基板の不具合が原因として想定されます。
  • 対処法:貯湯タンクの漏電遮断器を10秒以上「OFF」にし、再度「ON」にするリセットを試してください。復旧しない場合はセンサーや基板の点検・交換が必要なため、メーカーまたは販売店に修理を依頼してください。
  • 修理目安金額:16,500円~

C72:三方弁系の不具合を検出

  • エラー内容・原因:湯とり機能などで使われる、お湯の流れを切り替える「三方弁」という部品の故障や、制御基板の異常が考えられます。コネクタの接触不良なども原因の一つです。
  • 対処法:このエラーは内部部品の物理的な故障を示している可能性が高く、ユーザー自身での対処は困難です。安全のため、速やかにメーカーまたは販売店に点検・修理を依頼してください。
  • 修理目安金額:16,500円~

C73:漏水センサーの異常を検出

  • エラー内容・原因:貯湯ユニット内部での水漏れを検知する漏水センサーが作動した、またはセンサー自体が故障したことを示します。実際に配管から水漏れしている場合と、センサーの誤作動の可能性があります。
  • 対処法:まずは漏電遮断器でリセットを試み、エラーが消えるか確認します。もしエラーが再発する場合、実際に水漏れが起きていると床下浸水などの二次被害に繋がる恐れがあるため、速やかに専門業者に点検を依頼してください。
  • 修理目安金額:16,500円~

C74:追いだきポンプの不具合を検出、熱交循環ポンプ回転数低下

  • エラー内容・原因:追いだきや熱交換器でお湯を循環させるためのポンプが正常に動作していない状態です。ポンプ自体の不具合や配線の問題、制御基板の異常、電源電圧の低下などが考えられます。
  • 対処法:まず台所リモコンの「決定」または「確定」ボタンを10秒間長押ししてリセットを試みてください。これで改善しない場合は、ポンプや基板の故障が濃厚なため、専門家による修理・点検が必要です。
  • 修理目安金額:16,500円~

C76:貯湯ユニットとリモコン間の通信不具合

  • エラー内容・原因:「740」や「750」と同様の通信エラーですが、より広範な原因を含みます。リモコン配線の断線や接触不良、リモコンと貯湯ユニットの基板故障、あるいは設置時に誤った組み合わせのリモコンが接続されている可能性も考えられます。
  • 対処法:まずリモコン操作でのエラー解除を試し、解消しない場合は貯湯ユニットの漏電遮断器をOFFにし、3秒以上待ってからONに戻すリセット操作を行ってください。それでも改善しない場合は、配線や基板の専門的な調査が必要なため、メーカーまたは販売店に連絡しましょう。
  • 修理目安金額:39,000円~70,000円

C77:水温センサーの異常を検出、給水(水温)温度検知不良

  • エラー内容・原因:エコキュートに供給される水の温度を検知するセンサー(給水サーミスタ)の異常です。センサーの故障や配線断線、制御基板の不具合が原因として想定されます。
  • 対処法:漏電遮断器を10秒以上OFFにしてからONに戻すリセットを試してください。復旧しない場合はセンサー部品の交換が必要になる可能性があるため、メーカーまたは販売店に修理を依頼してください。
  • 修理目安金額:16,500円~

C78:電源周波数を検出できない

  • エラー内容・原因:日本の電源周波数(50Hz/60Hz)をエコキュートが正常に認識できない状態です。主に貯湯ユニットのプリント基板の不具合や、関連する配線の断線が原因と考えられます。
  • 対処法:漏電遮断器のON/OFFによるリセットを試みてください。これで改善しない場合は基板の故障が疑われるため、専門業者による修理が必要です。
  • 修理目安金額:16,500円~

C79:ふろのお湯や水を循環させるポンプの不具合

  • エラー内容・原因:お湯はりや追いだき時に浴槽のお湯を循環させるための「ふろ循環ポンプ」の故障、または関連する配線の断線や接触不良、制御基板の異常が考えられます。電源電圧が180V以下に低下している場合にも発生することがあります。
  • 対処法:台所リモコンの「決定」または「確定」ボタンを10秒間長押ししてリセット操作を行ってください。エラーが再発する場合は、ポンプや基板の点検・交換が必要なため、メーカーに修理を依頼しましょう。
  • 修理目安金額:16,500円~

C80-01/C80-02:貯湯タンク内の漏電検出、貯湯タンクへの入水・出湯循環ポンプのエア噛み

  • エラー内容・原因:原因は二つ考えられます。一つは漏電センサーの作動やヒーター部分での漏電。もう一つは、お湯を沸き上げるためのポンプが空気を吸い込んでしまう「エア噛み」です。エア噛みは、断水後や冬場の配管凍結、給水止水栓が閉じている場合などに発生しやすくなります。
  • 対処法:漏電の可能性がある場合は、感電の危険があるため直ちに使用を中止し、専門業者に修理を依頼してください。エア噛みが疑われる場合は、断水や凍結が解消された後や、給水止水栓、排水栓ツマミの位置を確認してからエラーリセットを試みてください。
  • 修理目安金額:16,500円~

C81:貯湯タンクの高温異常を検出、ふろのお湯・水を循環させるポンプのエア噛み

  • エラー内容・原因:貯湯タンク内の温度が異常に高くなった、または、ふろ循環ポンプがエア噛みを起こしている状態です。温度センサーの不具合や制御基板の問題、あるいは冬場の配管凍結によるポンプの不具合などが考えられます。
  • 対処法:貯湯タンクに水が十分にない状態で発生することもあるため、満水状態であることを確認してからエラーリセットを試みてください。それでも改善しない、または高温異常が疑われる場合は、安全のため専門家による点検を依頼してください。
  • 修理目安金額:16,500円~

C84:混合水温センサーの異常

  • エラー内容・原因:お湯と水を混ぜて設定温度にするための混合水温を検知するサーミスタが、正しい温度を示していない状態です。サーミスタ自体の不具合や制御基板の故障が考えられます。
  • 対処法:貯湯タンクの漏電遮断器を約10秒以上OFFにした後、再度ONにしてリセットしてください。症状が改善しない場合は、センサー部品の交換などが必要なため、メーカーに点検・修理を依頼しましょう。
  • 修理目安金額:16,500円~

C87:おゆぴかUV機能の異常

  • エラー内容・原因:一部の機種に搭載されている、UV(紫外線)ランプで浴槽のお湯を除菌する「おゆぴかUV」機能の異常です。UVユニットに流れる電流値が正常範囲外になったことなどが原因として考えられます。
  • 対処法:貯湯タンクにある漏電遮断器の電源を約10秒以上OFFにした後、もう一度ONにしてリセットを試みてください。症状が回復しない場合は、UVユニット自体の不具合の可能性があるため、メーカーへの修理・点検を依頼してください。

「E」から始まるエラーコード

「E」から始まるエラーコードは、室外に設置されているヒートポンプユニットに関連する異常を示します。

圧縮機(コンプレッサー)やファンモーターなど、お湯を作る心臓部のトラブルが多く含まれます。

E1:プリント基板のマイコンが正常に動作していない

  • エラー内容・原因:ヒートポンプユニットの頭脳であるプリント基板のマイクロコンピューター(マイコン)が正常に機能していない状態です。基板自体の故障のほか、落雷などによるノイズや瞬時停電が影響している可能性もあります。
  • 対処法:貯湯タンクの漏電遮断器を約10秒以上「OFF」にし、再度「ON」にするリセット操作を試してください。改善しない場合は基板の故障が濃厚なため、販売店またはお客様相談窓口に連絡し、修理を依頼してください。
  • 修理目安金額:40,000円~59,000円

E3:運転中に高圧圧力が上昇し過ぎて停止

  • エラー内容・原因:ヒートポンプユニット内部の圧力が異常に高くなったため、安全装置が作動して運転を停止した状態です。断水や給水止水栓が閉まっていることによる水の供給不足、配管凍結、内部部品(電子膨張弁、高圧圧力スイッチなど)の不具合が原因です。
  • 対処法:まず断水していないか、給水止水栓が閉じていないかを確認してください。冬場は配管が凍結している可能性もあるため、解けるのを待ちます。これらに異常がないにも関わらずエラーが解消しない場合は、内部部品の故障が考えられるため、専門業者に相談してください。
  • 修理目安金額:16,500円~

E6:圧縮機の過電流を検出して停止

  • エラー内容・原因:お湯を作るための心臓部である圧縮機(コンプレッサー)に、過大な電流が流れたため停止した状態です。圧縮機に過度な負荷がかかっているか、内部部品やプリント基板の不具合が考えられます。
  • 対処法:漏電遮断器によるリセットを試みてください。エラーが再発する場合は、圧縮機や基板といった重要部品の故障の可能性が高いため、早めに専門家による点検・修理を依頼しましょう。
  • 修理目安金額:16,500円~

E7:ファンモータが運転しないため停止

  • エラー内容・原因:ヒートポンプユニットのファンモーターが回転していない状態です。最も多い原因は、冬場にファンの周りに雪や氷が付着して動かなくなっているケースや、ファンにゴミや枯葉などの異物が絡まっているケースです。それ以外では、ファンモーター自体や制御基板の故障が考えられます。
  • 対処法:まずヒートポンプユニットの周りを確認し、ファンに異物が絡まっていたり、雪や氷が付着していたりする場合は、安全に注意しながら取り除いてください。その後、漏電遮断器を約3秒以上OFFにしてからONに戻すリセットを行います。それでも改善しない場合は、モーター等の故障が疑われるため、修理を依頼してください。
  • 修理目安金額:32,000円~44,000円

E8:入力過電流を検出して停止

  • エラー内容・原因:ヒートポンプユニット全体に過剰な電流が流れたことを検知して停止しています。電源電圧の低下や、圧縮機、プリント基板といった内部部品の故障が原因として考えられます。
  • 対処法:漏電遮断器のON/OFFによるリセットを試してください。症状が改善しない場合は、複数の部品にまたがる深刻な故障の可能性があるため、速やかに販売店またはお客様相談窓口に連絡してください。
  • 修理目安金額:16,500円~

EC:ヒートポンプからの出湯温度が上昇し過ぎて停止

  • エラー内容・原因:ヒートポンプユニットが作ったお湯の温度が、設定以上に高くなったため停止した状態です。温度センサーの不具合や、断水・配管凍結による水流不足、沸き上げポンプの不具合などが原因として想定されます。
  • 対処法:断水や凍結、給水止水栓が閉まっていないかを確認し、問題があれば解消後にエラーリセットを試みてください。それでも解決しない場合は、温度制御系統の故障が考えられるため、メーカーまたは販売店に点検・修理を依頼しましょう。
  • 修理目安金額:16,500円~

「F」から始まるエラーコード

「F」から始まるエラーコードは、圧縮機や冷媒系統、貯湯タンクのセンサー異常、水漏れなど、比較的深刻な不具合を示唆することが多いです。

F3:圧縮機の吐出管温度が上昇し過ぎて停止

  • エラー内容・原因:圧縮機から送り出される冷媒ガスの温度が異常に高くなった状態です。冷媒ガスの不足や、圧縮機への過大な負荷、温度センサーの故障、電子膨張弁やプリント基板の不具合などが考えられます。
  • 対処法:漏電遮断器によるリセットを試み、改善しない場合は専門家による診断が必要です。冷媒系統のトラブルは専門的な知識と技術を要するため、速やかに販売店またはお客様相談窓口に連絡してください。
  • 修理目安金額:16,500円~

F17:貯湯ユニットからの水もれを検知して停止

  • エラー内容・原因:貯湯タンクユニットの内部で水漏れが発生していることを、漏水センサーが検知した状態です。配管の接続部からの漏水や、タンク本体の亀裂、あるいは漏水センサー自体の故障も考えられます。
  • 対処法:漏水は建物を傷める原因にもなるため、迅速な対応が必要です。漏電遮断器をOFFにして30秒程度待ってからONに戻すリセットを試み、復旧しない場合は直ちにメーカーまたは販売店に問い合わせ、点検を依頼してください。
  • 修理目安金額:16,500円~

F38-01~05:貯湯タンク内の残湯温度を検知しているサーミスタが正しい温度を示していない

  • エラー内容・原因:貯湯タンク内に複数ある、お湯の温度を測るためのサーミスタ(温度センサー)のいずれかに異常が発生しています。サーミスタ自体の故障や配線の断線、貯湯ユニットプリント基板の不具合が原因です。
  • 対処法:漏電遮断器をOFFにし、30秒程度待ってからONに戻すリセット操作を試してください。改善しない場合はセンサー部品の交換などが必要になるため、メーカーまたは販売店に点検・修理を依頼しましょう。
  • 修理目安金額:16,500円~

F47:水もれ検知センサー系の不具合を検知して停止

  • エラー内容・原因:ヒートポンプユニット側の水漏れ検知センサーに異常がある場合に表示されます。実際に水漏れしている可能性のほか、センサー自体の故障や配線の不具合、プリント基板の異常が考えられます。
  • 対処法:F17と同様に、漏電遮断器によるリセットを試み、改善しなければ速やかに専門業者に連絡してください。水漏れを放置すると重大な故障につながる可能性があります。
  • 修理目安金額:16,500円~

F66:お湯はり電磁弁が閉まらない状態を検知

  • エラー内容・原因:お湯はりをする際に開閉する「お湯はり電磁弁」が、閉じるべきタイミングで閉じられずに、お湯が流れ続けている可能性がある状態です。電磁弁の故障や、内部に異物が噛み込んでいることなどが原因です。
  • 対処法:お湯が止まらない場合は、まず給水止水栓を閉めて水の供給を止めてください。その後、台所リモコンの「決定」ボタンを10秒長押ししてエラーをリセットします。それでも改善しない、または浴槽の水位が上昇し続ける場合は、電磁弁の修理・交換が必要なため、メーカーに連絡してください。
  • 修理目安金額:16,500円~

F94:ふろ水位センサ系の不具合を検知して停止

  • エラー内容・原因:浴槽の水位を検知するセンサーに異常がある状態です。センサー自体の故障や配線の断線のほか、ふろ配管の汚れや詰まりが原因でセンサーが誤作動している可能性もあります。
  • 対処法:ふろ配管の汚れが考えられる場合、一度エラーをリセットしてから市販の配管洗浄剤で洗浄を行ってみてください。それでもエラーが再発する場合は、水位センサーの故障が疑われるため、専門業者による点検・修理が必要です。
  • 修理目安金額:16,500円~

FA:高圧圧力が上昇し過ぎて停止

  • エラー内容・原因:「E3」と同様にヒートポンプ内の圧力が高くなっていますが、より深刻な状況を示唆することがあります。断水、給水止水栓の閉塞、配管凍結のほか、水熱交換器の詰まりや冷媒系統の不具合など、複数の原因が複合的に絡んでいる可能性があります。
  • 対処法:断水や給水止水栓、配管凍結の有無を確認し、問題があれば解消後にリセットを試みてください。それでも解決しない場合は、内部の重要部品の故障が考えられるため、速やかに専門家へ連絡してください。
  • 修理目安金額:40,000円~59,000円

「H」から始まるエラーコード

「H」から始まるエラーコードは、ヒートポンプユニットの圧縮機や各種センサー、弁の不具合など、広範囲にわたる異常を示します。

専門的な診断が必要なケースが多くなります。

H0:圧縮機が運転しても電流が流れないため停止

  • エラー内容・原因:圧縮機(コンプレッサー)を動かそうとしても、必要な電流が流れない状態です。圧縮機自体の故障や、それに繋がる配線の断線・接触不良、ヒートポンプユニットのプリント基板の不具合が考えられます。
  • 対処法:漏電遮断器のON/OFFによるリセットを試みてください。改善しない場合、圧縮機や基板といった高額な部品の故障の可能性があるため、専門家による診断が必要です。
  • 修理目安金額:16,500円~

H3:高圧圧力スイッチ系の不具合を検出して停止

  • エラー内容・原因:ヒートポンプ内の異常な高圧を検知する「高圧圧力スイッチ」という安全装置自体の故障、または関連する配管の詰まり、プリント基板の不具合が原因です。
  • 対処法:漏電遮断器によるリセットを試み、再発するようであれば、安全に関わる重要な部品の不具合のため、速やかにメーカーまたは販売店に連絡してください。
  • 修理目安金額:40,000円~59,000円

H6:圧縮機の過電流検出センサーが作動して停止

  • エラー内容・原因:圧縮機に過大な電流が流れていることをセンサーが検知し、運転を停止しました。圧縮機のロック(固着)や、センサー自体の不具合、電源電圧の低下などが考えられます。
  • 対処法:漏電遮断器でリセットしても改善しない場合は、圧縮機関連の深刻なトラブルの可能性があるため、専門業者による点検・修理を依頼してください。
  • 修理目安金額:16,500円~

H8:圧縮機の入力電流が上昇しないため停止

  • エラー内容・原因:圧縮機が正常に動作するために必要な入力電流が不足している状態です。圧縮機や制御基板の故障、電源電圧の低下、関連ハーネスの接触不良などが原因として想定されます。
  • 対処法:ヒートポンプのファンが回っていないことを確認の上、漏電ブレーカーをOFFにして15秒以上待ち、再度ONに戻すリセットを試してください。症状が改善しない場合は、専門家による診断が必要です。
  • 修理目安金額:16,500円~

H9:外気の温度を検知しているサーミスタが正しい温度を示していない

  • エラー内容・原因:ヒートポンプユニットが外気から熱を取り込む際に基準とする、外気温センサー(サーミスタ)の異常です。センサーの故障や配線の断線、コネクタの接触不良が主な原因です。
  • 対処法:H8と同様に、漏電ブレーカーをOFFにして15秒以上待ってからONに戻すリセットを試みてください。復旧しない場合はセンサーの交換が必要になる可能性があるため、修理を依頼しましょう。
  • 修理目安金額:16,500円~

H25:水流スイッチ系の不具合を検出して停止

  • エラー内容・原因:追いだき時などに浴槽との間でお湯が正常に流れているかを検知する「水流スイッチ」の不具合です。スイッチ自体の故障のほか、風呂配管の汚れや詰まりによる水流不足が原因の場合もあります。
  • 対処法:風呂配管の汚れが疑われる場合は、エラーリセット後に配管洗浄を試してください。断水からの復旧後に表示された場合は、漏電遮断器を3秒以上OFFにしてからONに戻します。それでも改善しない場合は、スイッチの故障が考えられます。
  • 修理目安金額:16,500円~

H32~H42:各種温度センサー(サーミスタ)の異常

  • エラー内容・原因:これらのコードは、エコキュート内の様々な箇所にある温度センサーの異常を示します。H32(給水)、H33(ふろ)、H34(給湯)、H35(湯とり)、H37(お湯はり)、H39(追いだき)、H40(貯湯タンク入水)、H41(貯湯タンク出湯)、H42(貯湯タンク凝縮)など、それぞれが特定の場所の温度を検知するサーミスタの故障や配線断線を意味します。
  • 対処法:いずれのエラーも、まずは貯湯タンクの漏電遮断器を約10秒以上OFFにしてからONに戻すリセットを試してください。断水後に表示された場合は、復旧を待ってから同様のリセットを行います。改善しない場合は、該当するセンサー部品の交換が必要なため、専門業者に修理を依頼してください。
  • 修理目安金額:各16,500円~

H54~H60:各種三方弁・混合弁の不具合

  • エラー内容・原因:お湯や水の流れを切り替えたり、混ぜ合わせたりする役割を持つ各種の弁(バルブ)の不具合です。H54(給湯三方弁)、H56(湯はり混合弁)、H57(膨張水三方弁)、H58(バイパス電磁弁)、H59(給湯混合弁)、H60(湯とり混合弁)などがあり、弁自体の故障や異物の噛み込み、制御基板の異常が原因です。
  • 対処法:漏電ブレーカーをOFFにして30秒程度待ってからONに戻すリセットを試みてください。弁は機械的な部品のため、故障している場合はリセットで復旧する可能性は低いです。エラーが再発する場合は、弁の交換が必要になるため、専門業者に修理を依頼してください。
  • 修理目安金額:H54, H56, H59は39,000円~64,000円、その他は16,500円~

H67/H68:各種弁の不具合による沸き上げ運転不可

  • エラー内容・原因:H67(ポンプ入水弁)、H68(ヒートポンプバイパス弁)の不具合により、お湯を沸き上げる運転ができない状態です。弁の故障やプリント基板の不具合が考えられます。
  • 対処法:台所リモコンの「決定」または「確定」ボタンを10秒間長押ししてリセットします。症状が回復しない場合は、弁の修理・交換が必要なため、メーカーへ修理・点検を依頼してください。

H76:貯湯ユニットとリモコン間の通信不具合

  • エラー内容・原因:「C76」と同様にリモコンとの通信エラーですが、台所・浴室両方のリモコンとの通信ができていない状態を示します。リモコン配線の断線・接触不良、リモコン本体や貯湯ユニット基板の故障などが原因です。
  • 対処法:漏電ブレーカーをOFFにして30秒程度待ってからONに戻すリセットを試してください。改善しない場合は、配線や基板の専門的な調査が必要なため、メーカーまたは販売店に連絡しましょう。
  • 修理目安金額:39,000円~70,000円

H82:リモコンの時刻設定ができない

  • エラー内容・原因:リモコンの時刻設定が保持されない、または設定できない状態です。リモコンや制御基板の不具合、電源トランスの故障、外部からのノイズなどが原因として考えられます。
  • 対処法:まず、再度時刻設定を行って正常に動作するか確認してください。改善しない場合は、基板などの故障が疑われるため、専門業者に相談してください。
  • 修理目安金額:16,500円~

H83:ふろの水位設定ができないため停止

  • エラー内容・原因:お湯はりの水位設定ができない、または設定が反映されない状態です。水位センサーや貯湯ユニットプリント基板の不具合が原因として考えられます。
  • 対処法:漏電ブレーカーをOFFにして30秒程度待ってからONに戻すリセットを試してください。復旧しない場合は、センサーや基板の点検・修理が必要です。
  • 修理目安金額:16,500円~

H91:保安器が動作したため停止

  • エラー内容・原因:過熱などを防止するための安全装置(保安器)が作動した状態です。出湯サーミスタの異常や水漏れ、貯湯ユニットプリント基板の不具合などが原因で、システムが危険な状態と判断したことを示します。
  • 対処法:安全に関わる重要なエラーのため、漏電ブレーカーによるリセットを試みて改善しない場合は、直ちに専門業者に連絡し、点検を受けてください。
  • 修理目安金額:16,500円~

H92:貯湯タンクの缶体温度が高温を検知して停止

  • エラー内容・原因:貯湯タンク本体の温度が異常に高くなったことを検知したエラーです。温度センサーや制御基板の不具合により、過剰な沸き上げが行われた可能性があります。
  • 対処法:台所リモコンの「決定」ボタンを10秒長押ししてリセットするか、漏電ブレーカーのON/OFFを試してください。エラーが再発する場合は、火傷などの危険を避けるため、速やかに専門家による点検を依頼してください。
  • 修理目安金額:19,000円~61,000円

H97:冷却運転終了後に再び冷却運転を開始したため停止

  • エラー内容・原因:通常は行われない異常な冷却運転サイクルを検知した状態です。熱交換器配管の破損など、内部の深刻な不具合が考えられます。
  • 対処法:このエラーが表示された場合は、ユーザー自身での対処は困難です。直ちに販売店またはお客様相談窓口に連絡し、修理を依頼してください。
  • 修理目安金額:16,500円~

HC:出湯の温度を検知しているサーミスタが正しい温度を示していない

  • エラー内容・原因:ヒートポンプユニットから出てくるお湯の温度を測るサーミスタの異常です。センサーの故障や配線の断線、プリント基板の不具合が原因です。
  • 対処法:ヒートポンプのファンが回っていないことを確認し、漏電ブレーカーをOFFにして15秒以上待ってからONに戻すリセットを試してください。改善しない場合は、修理が必要です。
  • 修理目安金額:16,500円~

HJ:ヒートポンプからの出湯温度が上昇しないため停止

  • エラー内容・原因:ヒートポンプユニットは作動しているものの、お湯の温度が全く上がらない状態です。冬場の配管凍結や断水、沸き上げポンプや温度センサーの不具合などが原因として考えられます。
  • 対処法:断水や凍結がないか確認してください。解消後、漏電遮断器を約3秒以上OFFにしてからONに戻します。それでも改善しない場合は、ヒートポンプ内部の故障が疑われるため、専門業者に連絡してください。
  • 修理目安金額:16,500円~

「J」から始まるエラーコード

「J」から始まるエラーコードは、主にヒートポンプユニット内部の冷媒系統に関するサーミスタ(温度センサー)や圧力センサーの異常を示します。

J0:冷媒調整器の温度を検知しているサーミスタが正しい温度を示していない

  • エラー内容・原因:冷媒の状態を調整する部分の温度センサー(サーミスタ)の異常です。センサーの故障や配線の断線、ヒートポンプユニットのプリント基板の不具合が考えられます。
  • 対処法:漏電ブレーカーをOFFにして5分程度待ってからONに戻すリセットを試してください。復旧しない場合は、冷媒系統に関わる不具合のため、専門家による診断が必要です。
  • 修理目安金額:16,500円~

J3:圧縮機の吐出管温度を検知しているサーミスタが正しい温度を示していない

  • エラー内容・原因:圧縮機から送り出される冷媒ガスの温度を測る「吐出管温度サーミスタ」の異常です。センサーの故障や配線断線、プリント基板の不具合が原因です。
  • 対処法:漏電ブレーカーをOFFにして5分程度待ってからONに戻します。断水や凍結時にも表示されることがあるため、状況を確認してからリセットしてください。改善しない場合は、専門修理が必要です。
  • 修理目安金額:19,000円~61,000円

J5/J6/J8:各種サーミスタの異常

  • エラー内容・原因:J5(圧縮機の吸入管温度)、J6(熱交換器の温度)、J8(入水の温度)を検知する各サーミスタの異常です。いずれもセンサーの故障、配線断線、プリント基板の不具合が原因と考えられます。
  • 対処法:いずれのエラーも、漏電ブレーカーをOFFにして5分程度待ってからONに戻すリセットを試してください。症状が改善しない場合は、該当センサーの交換などが必要なため、専門業者に修理を依頼しましょう。
  • 修理目安金額:各16,500円~

JA:高圧圧力センサー系の不具合を検出して停止

  • エラー内容・原因:ヒートポンプ内の圧力を監視する「高圧圧力センサー」自体、または関連する回路に異常がある状態です。センサーの故障や配線断線、冷媒系統の不具合が考えられます。
  • 対処法:漏電ブレーカーをOFFにして5分程度待ってからONに戻すリセットを試してください。圧力センサーは安全に関わる重要な部品のため、エラーが再発する場合は速やかに専門業者に点検を依頼してください。
  • 修理目安金額:16,500円~

「L」から始まるエラーコード

「L」から始まるエラーコードは、ヒートポンプユニットの放熱フィンや圧縮機の異常に関連するものです。

L3/L4:放熱フィン温度の上昇

  • エラー内容・原因:L3(圧縮機停止時)、L4(圧縮機運転時)に、ヒートポンプの放熱フィンの温度が異常に高くなった状態です。放熱フィンの汚れや目詰まり、ファンモーターの不具合、温度センサーの故障などが原因です。
  • 対処法:ヒートポンプユニットの周りに障害物がないか、放熱フィンにゴミやホコリが詰まっていないか確認してください。清掃後、漏電ブレーカーをOFFにして5分程度待ってからONに戻します。改善しない場合は、ファンモーターなどの故障が考えられます。
  • 修理目安金額:各16,500円~

L5:圧縮機に過電流が流れたため停止

  • エラー内容・原因:圧縮機に過大な電流が流れ、システムが停止しました。圧縮機の過負荷や内部部品の故障、電源電圧の低下などが原因です。
  • 対処法:漏電ブレーカーをOFFにして5分程度待ってからONに戻すリセットを試してください。エラーが再発する場合、圧縮機本体の深刻なダメージの可能性があるため、高額な修理になることもあります。まずは専門家に見積もりを依頼しましょう。
  • 修理目安金額:40,000円~59,000円

「P」から始まるエラーコード

「P」から始まるエラーコードは、主にヒートポンプユニットの温度検知系の異常を示します。

P4:放熱フィンの温度を検知しているサーミスタが正しい温度を示していない

  • エラー内容・原因:ヒートポンプの放熱フィンの温度を測るサーミスタの異常です。センサー自体の故障や配線の断線、プリント基板の不具合が考えられます。
  • 対処法:漏電ブレーカーをOFFにして5分程度待ってからONに戻すリセットを試してください。復旧しない場合は、センサー部品の交換が必要になるため、専門業者に修理を依頼してください。
  • 修理目安金額:16,500円~

「U」から始まるエラーコード

「U」から始まるエラーコードは、システム全体の運転に関する問題や、ユニット間の通信、設置時の問題など、多岐にわたる不具合を示します。

U0:ガス欠(冷媒循環量不足)を検出して停止

  • エラー内容・原因:ヒートポンプユニット内の冷媒ガスが不足している状態(ガス欠)です。設置時からの微量な漏れや、配管接続部の緩み、内部部品の不具合が原因で冷媒が漏れている可能性があります。
  • 対処法:冷媒の補充や漏れ箇所の特定は専門的な作業が必要です。漏電ブレーカーをOFFにして5分程度待ってからONに戻すリセットで一時的に復旧することもありますが、根本解決にはならないため、速やかに専門業者に点検・修理を依頼してください。
  • 修理目安金額:16,500円~

U2:低電圧を検出して停止、インバータ電源回路の不足電圧・過電圧

  • エラー内容・原因:エコキュートに供給される電圧が低すぎる、または不安定な状態です。家庭の電源電圧の問題や、エコキュート本体の基板故障が考えられます。
  • 対処法:漏電ブレーカーをOFFにして10秒程度待ってからONに戻すリセットを試してください。頻発する場合は、電力会社に電圧を調べてもらうか、エコキュートの専門業者に基板の点検を依頼しましょう。
  • 修理目安金額:16,500円~

U4:貯湯タンクとヒートポンプユニット間での伝送異常のため停止、通信不具合

  • エラー内容・原因:室内に設置された貯湯タンクユニットと、室外のヒートポンプユニットが正常に通信できていない状態です。両者をつなぐ通信ケーブルの断線や接触不良、あるいは両ユニットの制御基板の故障が原因です。
  • 対処法:漏電ブレーカーをOFFにして10秒程度待ってからONに戻すリセットを試してください。改善しない場合は、ケーブルや基板の点検・交換が必要なため、専門業者に依頼してください。
  • 修理目安金額:39,000円~84,000円

U7:ヒートポンプユニット内部での相互通信ができていない

  • エラー内容・原因:ヒートポンプユニット内部にある複数の制御基板間での通信が正常に行われていない状態です。基板の故障や内部配線の断線が考えられます。
  • 対処法:漏電遮断器によるリセットを試み、改善しない場合はヒートポンプ内部の深刻な不具合の可能性があるため、専門家による修理が必要です。
  • 修理目安金額:16,500円~

U22:湯はり中に注湯量が減少したため停止

  • エラー内容・原因:お湯はり中に、出てくるお湯の勢いが弱くなったことを検知したエラーです。給水フィルターや配管の詰まり、注湯弁の不具合、給水バルブが半開きになっていることなどが原因です。
  • 対処法:給水フィルターの清掃や、給水バルブが全開になっているかを確認してください。その後、漏電遮断器でリセットを試み、改善しなければ専門業者に点検を依頼しましょう。
  • 修理目安金額:16,500円~

U51:お湯はり時間超過のため停止

  • エラー内容・原因:「C55」と同様に、お湯はりに時間がかかりすぎたエラーです。最も多いのは浴槽の栓の閉め忘れです。その他、断水、配管凍結、お湯はり中にシャワーなどで大量にお湯を使った場合にも発生します。
  • 対処法:浴槽の栓を確認し、再度お湯はりを試みてください。エラー解除はリモコンの「決定」を押します。断水や凍結の場合は、解消を待ってからリセットしてください。
  • 修理目安金額:16,500円~

U53:ふろの水位が安定しないため停止

  • エラー内容・原因:お湯はり後などに、浴槽の水位が不安定に変動していることを水位センサーが検知した状態です。センサーの不具合や制御基板の異常が考えられます。
  • 対処法:漏電遮断器によるリセットを試みてください。症状が改善しない場合は、水位センサーや基板の点検・修理が必要です。
  • 修理目安金額:16,500円~

U54:初回残り湯がある状態で試運転を行ったため停止

  • エラー内容・原因:エコキュート設置後の試運転時に、浴槽にお湯や水が残っていたために表示されるエラーです。試運転は空の浴槽で行う必要があります。
  • 対処法:浴槽のお湯(水)をすべて排水し、空の状態にしてから再度試運転を行ってください。エラーはリモコンの「決定」を押すことで解除できます。それでも改善しない場合は、設置業者に連絡してください。
  • 修理目安金額:16,500円~

U61:給湯の温度が低すぎるため停止

  • エラー内容・原因:蛇口やシャワーから出るお湯の温度が設定よりも著しく低い場合に表示されます。貯湯タンクのお湯が不足している(湯切れ)か、温度センサーや混合弁などの部品に不具合がある可能性があります。
  • 対処法:まずはお湯の使用を控え、タンク内のお湯が増えるのを待ってみてください。それでも改善しない場合は、漏電遮断器でリセットを試み、最終的には専門業者に点検を依頼しましょう。
  • 修理目安金額:16,500円~

UA:リモコン誤接続異常

  • エラー内容・原因:エコキュート本体と互換性のないリモコンが接続されている、またはリモコンの接続に不具合がある状態です。
  • 対処法:設置直後に表示された場合は、設置業者の接続ミスの可能性があります。長年使用していて表示された場合は、基板の故障などが考えられるため、専門業者に相談してください。
  • 修理目安金額:16,500円~

UD:ガス欠(冷媒循環量不足)を検出している

  • エラー内容・原因:「U0」と同様、冷媒ガスが不足している状態です。冷媒漏れや配管の接続不良が原因です。
  • 対処法:ユーザー自身での対処は不可能です。速やかに専門業者に連絡し、冷媒の補充と漏れ箇所の修理を依頼してください。
  • 修理目安金額:16,500円~

UF:貯湯タンクとヒートポンプユニット間での誤配管を検出している

  • エラー内容・原因:貯湯タンクとヒートポンプをつなぐ配管が、本来とは逆に接続されていることを示します。通常は設置直後に発生するエラーです。
  • 対処法:設置業者の施工ミスの可能性が非常に高いです。直ちに設置した業者に連絡し、配管の接続を正しく修正してもらってください。
  • 修理目安金額:16,500円~

特に冬の時期に起こりやすいダイキンエコキュートのエラーコード5選

気温が氷点下になる冬の時期は、エコキュートのトラブルが特に発生しやすくなります。

その多くは「配管の凍結」が原因です。

ここでは、冬場に特に注意したい代表的なエラーコードをご紹介します。

  • C45(沸上ポンプの異常)/ C80(貯湯タンク~ヒートポンプユニットのお湯の循環不良):
    これらのエラーは、配管が凍結してお湯が循環できなくなることで発生します。断水や給水止水栓が閉まっている場合にも表示されます。まずは配管が凍結していないか確認し、凍結している場合はお湯をかけるなどの無理な解凍はせず、気温が上がって自然に解けるのを待ってください。解凍後、エラーリセットを試み、改善しない場合は修理を依頼しましょう。
  • E7(ヒートポンプユニットのファンモーターが運転しない):
    ヒートポンプのファン周りに雪が積もったり、結露した水分が凍りついてファンがロックされたりすることで発生します。ファンの周囲の雪や氷を、お湯ではなくぬるま湯でゆっくり溶かして取り除き、漏電遮断器をリセットしてください。
  • FA(高圧圧力が上昇しすぎたため停止)/ HJ(循環水系統の不具合):
    これらも配管凍結が主な原因です。ヒートポンプユニットと貯湯タンクをつなぐ配管が凍ると、水の逃げ場がなくなり内部の圧力が異常に上昇したり、循環不良を起こしたりします。対処法はC45などと同様で、自然解凍を待ってからリセットを行います。

これらの冬場のエラーは、配管に保温材を巻く、凍結防止運転機能を活用するなど、事前の対策で発生リスクを低減できます。

定期的なメンテナンスで、厳しい冬に備えましょう。

エコキュート故障のサインと一般的な対処法

エラーコードの表示以外にも、エコキュートの不調は日々の使用感の変化として現れることがあります。

これらの些細なサインを見逃さず、早期に対処することが、大きな故障や高額な修理費を防ぐための鍵となります。

ここでは、自分で気づける故障の兆候と、トラブルごとの具体的な対応法を解説します。

普段と違うと感じたら、まずはこれらのポイントを確認してみてください。

自分で気づける故障の兆候

  • 冷たい水しか出ない:沸き上げ運転が完了しているはずなのに、蛇口からお湯ではなく水しか出てこない場合、深刻な故障の可能性があります。ヒートポンプユニット内部で熱を作り出す水熱交換器の不具合や、温度を制御するサーモスタットの問題などが考えられます。
  • お湯の温度が不安定:シャワーを浴びている最中に急に熱くなったりぬるくなったりする場合、温度制御機能の故障が疑われます。給湯混合弁や温度センサー(サーミスタ)が正常に機能していない可能性があります。
  • 水漏れ:貯湯タンクやヒートポンプユニットの周辺が常に濡れている場合、注意が必要です。冬場の結露であることも多いですが、配管の接続部やタンク本体から水が漏れている場合は、部品の経年劣化が原因です。放置すると水道光熱費の増加や建物の損傷につながります。
  • お湯の変色:蛇口から出るお湯にサビのような色や青い色が混じる場合、給水管やエコキュート内部の配管に使われている銅や鉄が、水質との化学反応で溶け出している可能性があります。配管の清掃やメンテナンス、場合によっては交換が必要になるサインです。
  • 異音の発生:普段は聞こえない「ブーン」という低い唸り音や「キーン」という甲高い音、「ポコポコ」という沸騰音などが聞こえる場合、ファンモーターや加圧ポンプ、圧縮機といった機械部品に異常が発生している可能性があります。

これらの兆候が一時的ではなく頻繁に現れるようになったら、エコキュートが寿命に近づいているか、何らかの故障を抱えているサインと捉え、早めの点検を検討しましょう。

故障やトラブルへの具体的な対応法

  • 水漏れの場合:まず、水漏れ箇所がどこかを確認します。ヒートポンプユニットからの排水は結露水である場合が多く正常ですが、貯湯タンクユニットの下や配管の接続部分から常に水が漏れている場合は故障のサインです。水道光熱費が急に増えた場合も水漏れを疑いましょう。漏水は重大な二次被害につながるため、速やかに専門家へ点検・修理を依頼してください。
  • 水圧が弱い場合:エコキュートは一度タンクに貯めたお湯を供給する仕組み上、水道直圧式のガス給湯器に比べて水圧が低くなるのが一般的です。もしシャワーの水圧に不満がある場合は、低水圧対応のシャワーヘッドに交換するだけで改善することがあります。ただし、以前と比べて明らかに水圧が弱くなったと感じる場合は、配管の詰まりや減圧弁の故障も考えられるため、専門家に相談しましょう。
  • 勝手に水やお湯が出る場合:浴槽の栓を抜いた後に自動で配管を洗浄する機能や、冬場に配管の凍結を防ぐために自動で水を流す機能が作動している場合は正常です。しかし、それ以外のタイミングで意図せずお湯や水が出続ける場合は、電磁弁の故障などが考えられるため、修理や点検が必要になります。
  • 足し湯をしても水しか出ない場合:まず考えられるのは、貯湯タンク内のお湯を使い切ってしまった「お湯切れ」です。しかし、浴槽にお湯が残っているにもかかわらず、足し湯で水しか出てこない場合は、浴槽の温度を検知するセンサーや基板の故障が疑われます。この場合は専門家による診断が必要です。
  • お湯が止まらない場合:自動お湯はり後もお湯が出続ける場合、浴槽の循環アダプターにある水位センサーに髪の毛や湯垢、入浴剤の成分などが詰まり、正常に水位を検知できていない可能性があります。アダプターのフィルターを定期的に清掃することで予防・解決できる場合があります。特に、白濁タイプやとろみのあるタイプの入浴剤はセンサーの誤作動を引き起こしやすいため、使用には注意が必要です。
  • エラーコードが出る場合:最も分かりやすいトラブルのサインです。まずはリモコンに表示されたコードを確認し、取扱説明書や当記事で対処法を調べてみましょう。簡単なリセット操作で解決する場合もありますが、エラーが頻発する、または専門的な修理が必要なエラーコードが表示された場合は、無理に自分で解決しようとせず、早めに専門家へ相談することが、症状の悪化や修理費用の増大を防ぐ最善策です。

エコキュートの修理か交換かの判断基準

エコキュートに不具合が発生した際、多くの人が悩むのが「修理して使い続けるべきか、それとも新しいものに交換すべきか」という問題です。

エコキュートは高価な設備のため、判断を誤るとかえって損をしてしまう可能性もあります。

ここでは、修理と交換のどちらを選ぶべきか、その判断基準となるポイントを多角的に解説します。

エコキュートの寿命の目安

まず、判断の大きな基準となるのがエコキュートの寿命です。

一般的に、エコキュートの寿命は約10年とされています。

ヒートポンプユニットは5〜15年、貯湯タンクは10〜15年が目安と言われており、使用頻度や設置環境、定期的なメンテナンスの有無によってその年数は変動します。

しお使いのエコキュートが設置から10年近く経過しているのであれば、一度修理しても、近いうちに別の部品が故障する「連鎖故障」のリスクが高まります。

修理を繰り返すよりも、思い切って交換した方が長期的に見てコストを抑えられる可能性があります。

修理費用と交換費用の比較

修理にかかる費用も重要な判断材料です。

配管の接続部にあるパッキンの交換など、数万円程度で済む比較的安価な修理であれば、迷わず修理を選ぶのが得策です。

しかし、故障箇所がヒートポンプユニットの圧縮機(コンプレッサー)や電子基板といった心臓部の場合、修理費用は高額になりがちです。

一つの目安として、1回の修理代が10万円を超えるような場合は、交換も視野に入れて検討することをおすすめします。

新しいエコキュートへの交換費用と比較し、どちらが経済的かを判断しましょう。

また、古い機種に比べて省エネ性能が格段に向上した最新モデルに交換することで、日々の電気代削減につながるというメリットも考慮に入れると良いでしょう。

保証期間内外の対応

エコキュートにはメーカーによる保証期間が設けられています。

保証期間内であれば、多くの場合、無償で修理や部品交換が可能です。

まずは保証書を確認し、期間内であれば迷わずメーカー(ダイキンコンタクトセンター)に連絡しましょう。

保証期間を過ぎている場合でも、まずはメーカーに相談することで適切なアドバイスを受けられます。

ただし、設置から10年以上が経過している古い機種の場合、メーカーが交換用の部品を製造・保有していない可能性があります。

部品がなければ修理自体が不可能なため、この場合は交換を選択せざるを得ません。

新しいエコキュートに交換するメリット

故障を機に新しいエコキュートに交換することには、多くのメリットがあります。

最新機種は、古い機種にはない便利な機能(例:スマホ連携、高圧給湯、除菌機能など)が搭載されており、日々のバスタイムの快適性が向上します。

また、省エネ性能も進化しているため、長期的に見れば光熱費を抑えることができます。

さらに、国や自治体が実施している補助金制度を利用できれば、交換費用を大幅に削減することも可能です。

故障して完全に使えなくなってから慌てて業者を探すのではなく、寿命が近づいたタイミングで計画的に交換を検討することで、複数の業者から相見積もりを取ってじっくり比較検討する余裕も生まれます。

故障時の修理依頼先と依頼の仕方

ダイキンエコキュートにエラーコードが表示されたり、故障のサインが見られたりした際、どこに連絡すれば良いのか迷う方も多いでしょう。

依頼先によって対応の速さや費用、保証内容が異なるため、状況に応じて適切な窓口を選ぶことが重要です。

メーカーサポートへの連絡

ダイキンエコキュートをお使いの場合、最も確実で安心なのが、メーカーであるダイキンのコンタクトセンター(お客様サポート窓口)への連絡です。

メーカーの専門知識を持ったスタッフが対応してくれるため、エラーコードから的確な故障診断や対処法のアドバイスをもらえます。

ダイキンのコンタトセンターは24時間365日電話対応しており、急なトラブルでも安心です。

また、公式サイトからWeb上での修理依頼も可能で、日中忙しい方でも手軽に手続きできます。

連絡する際は、事前にエコキュートの型番(品番)、購入日、表示されているエラーコード、故障の具体的な症状をメモしておくと、話がスムーズに進みます。

最近では、公式サイトの「エコキュートAIチャット」サービスを利用して、エラーコードの対処法を調べたり、そのまま修理依頼に進んだりすることも可能です。

家電量販店への問い合わせ

エコキュートを家電量販店(例:ヤマダデンキ、エディオン、ケーズデンキなど)で購入した場合、その購入店に修理を依頼することもできます。

特に、購入時に独自の延長保証に加入している場合は、保証期間内であれば無償で修理を受けられる大きなメリットがあります。

まずは保証書を確認し、購入した店舗のサポート窓口に連絡してみましょう。

ただし、実際に修理作業を行うのはメーカーや提携業者となることがほとんどです。

専門業者への依頼

インターネットで検索すると、「Cools」や「エコテック」、「キンキュートー」といったエコキュートの修理・交換を専門に扱う業者が見つかります。

これらの専門業者は、メーカーに比べて修理費用が安価な場合があったり、地域によっては最短即日対応を謳っていたりと、対応の速さが魅力です。

また、修理までの間お湯が使えない家庭のために、代替機としてヒーターを貸し出してくれるサービス(数量限定)を提供している業者もあります。

ただし、業者によって技術力や保証内容に差があるため、複数の業者から見積もりを取り、料金体系やアフターサービスの内容をしっかりと比較検討することが重要です。

口コミや評判も参考にし、信頼できる業者を選びましょう。

賃貸住宅・マンションでの対応

賃貸住宅や分譲マンションにお住まいで、エコキュートが備え付けの設備である場合は、自分で業者に連絡する前に、まずは大家さんや管理会社、建物の管理者に連絡するのが基本ルールです。

修理や交換の責任の所在や費用負担について、規約で定められている場合がほとんどです。

無断で修理・交換を進めてしまうと、後々トラブルになる可能性もあります。

管理者に連絡した上で、ダイキン製品の場合はダイキンのコンタクトセンターにも状況を相談することで、責任の所在や費用負担に関する正確なアドバイスを受けられ、スムーズな解決につながります。

まとめ

今回は、ダイキンエコキュートのエラーコードについて、その原因と対処法について解説しました。

リモコンにエラーコードが表示されるとつい慌ててしまいますが、それがエコキュートからの重要なメッセージであることをご理解いただけたかと思います。

まずは落ち着いてエラーコードを正確にメモし、この記事で該当する項目を確認してください。

そして業者との相談の上、交換が必要な場合には、ぜひ理想的な一台を導入してみてくださいね。

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