エコキュートの交換業者ランキングTOP10|費用や補助金の申請、火災保険についても解説

エコキュート

「お湯が急に出なくなった!」

「エコキュートから変な音がする…」

そんな突然のトラブルに遭遇してはいませんか?

エコキュートの寿命は10年〜15年と言われています。

交換時期が近づいているけれど、どこに頼めば良いのか、費用は一体いくらかかるのか、不安に感じてしまいますよね?

そこでこの記事では、エコキュートの交換で後悔しないために、信頼できる業者の見極めに不可欠なチェックポイントから、気になる費用相場、国の補助金を活用して数十万円もお得になる方法などを解説していきます。

ぜひ最後まで読んで参考にしてみてくださいね!

  1. エコキュート交換を依頼できる業者の種類とそれぞれの特徴
    1. エコキュート専門業者
    2. 家電量販店・ホームセンター
    3. 地域の工務店・リフォーム会社
    4. 電力会社・ガス会社
  2. 失敗しないエコキュート交換業者の選び方
    1. 豊富な施工実績と信頼性
    2. 必要な資格を持つ技術者の在籍
    3. 明確な料金体系と追加費用の有無
    4. 充実した保証内容とアフターサービス
    5. 迅速な対応スピードとサポート体制
    6. 補助金申請代行の可否
    7. 対応エリアの確認
    8. 豊富な商品ラインナップ
    9. 複数業者からの相見積もり
    10. 悪質な業者を見分けるポイント
  3. 【2025年最新版】エコキュート交換業者おすすめランキングTOP10
  4. エコキュート交換にかかる費用相場と内訳
    1. エコキュートの本体価格と工事費用の目安
    2. 追加費用が発生しやすいケース
      1. 設置場所の状況が特殊な場合
      2. 既存の配管や電気設備に問題がある場合
      3. その他
  5. エコキュート交換費用を安く抑える賢い方法
    1. 国や自治体の補助金制度を徹底活用する
    2. 複数業者の相見積もりで比較検討する
    3. 自宅の状況に合わせた最適な機種選び
    4. 火災保険や業者のキャンペーンを利用する
  6. エコキュートの寿命と交換時期を見極めるサイン
    1. エコキュートの一般的な寿命の目安
    2. 交換を検討すべき具体的な故障サイン
      1. お湯が出ない・お湯の出が悪い
      2. 頻繁にエラーコードが表示される
      3. お湯の温度が不安定になる
      4. 普段とは異なる異音がする
      5. 水漏れや配管トラブルが発生している
      6. お湯張りの量が不安定・追い焚きができない
      7. リモコンの動作が悪い・表示されない
  7. エコキュート交換工事の一般的な流れ
    1. 1. 問い合わせと相談
    2. 2. 現地調査と見積もり提示
    3. 3. 契約と工事の実施
    4. 4. 動作確認・支払い・アフターサービス開始
  8. 主要エコキュートメーカーの特徴と選び方
    1. 三菱電機
    2. パナソニック
    3. ダイキン
    4. 日立
    5. コロナ
    6. 東芝
  9. まとめ

エコキュート交換を依頼できる業者の種類とそれぞれの特徴

エコキュートの交換を考えたとき、どこに依頼すれば良いのかは最初の大きな悩みどころです。

交換工事を請け負う業者は多岐にわたり、それぞれにサービス内容、費用、対応の早さ、専門性などが異なります。

ご自身の希望や優先順位に合った業者を選ぶためには、まずそれぞれの特徴を正しく理解することが不可欠です。

エコキュート専門業者

エコキュート専門業者は、その名の通り給湯器の販売、設置、修理を専門的に取り扱っている会社です。

給湯器に関するあらゆる業務に特化しているため、知識と経験の豊富さが最大の強みと言えるでしょう。

メリットとしては、まず最新機種の情報や機能に精通しており、各家庭のライフスタイルや予算に合わせた最適な一台を提案してくれる点が挙げられます。

また、年間を通じて数多くの工事を手掛けているため、技術力が高く、様々な設置状況にも柔軟かつ迅速に対応できるノウハウを持っています。

独自の仕入れルートを確立していることが多く、メーカーからの大量仕入れによって高い割引率を実現しているため、工事費を含めた総額でも比較的リーズナブルな価格で交換できる可能性が高いです。

長期の工事保証や充実したアフターサポートを用意している会社が多いのも、長く安心して使いたい方には心強いポイントです。

家電量販店・ホームセンター

ヤマダ電機やケーズデンキといった家電量販店や、カインズホームなどのホームセンターでもエコキュートの購入と交換工事を依頼することができます。

全国に店舗があるため、普段から利用している方にとっては最も身近で相談しやすい選択肢かもしれません。

これらの店舗で依頼するメリットは、購入金額に応じてポイントが貯まったり、独自のセールやキャンペーンが開催されていたりする点です。

大手企業が運営しているという安心感も大きいでしょう。

地域の工務店・リフォーム会社

古くから地域に根差して営業している工務店や、住宅設備全般のリフォームを手掛ける会社も、エコキュート交換の依頼先となります。

家の新築やリフォームでお世話になった経験がある方もいるでしょう。

メリットは、エコキュートの交換と合わせて、キッチンや浴室、トイレなど他の水回りリフォームもまとめて相談・依頼できる利便性の高さです。

信頼関係が構築できている地元の工務店であれば、安心して任せられるという精神的なメリットもあります。

電力会社・ガス会社

東京電力や関西電力といった電力会社や、東京ガスなどの大手ガス会社もエコキュートの交換サービスを提供しています。

生活インフラを担う大企業ならではの信頼性と安心感は、他の業者にはない大きな魅力です。

メリットとしては、大手ならではの安心感に加え、リース契約や分割払いといった独自の支払いプランが用意されている場合があることです。

光熱費の契約とセットになったキャンペーンが実施されることもあります。

失敗しないエコキュート交換業者の選び方

エコキュートの交換は決して安い買い物ではありません。

だからこそ、業者選びで失敗し、後悔することは絶対に避けたいものです。

しかし、数多くの業者の中から本当に信頼できる一社を見つけ出すのは簡単なことではありません。

ここでは、優良な業者を見極めるために必ずチェックすべき重要ポイントを解説します。

豊富な施工実績と信頼性

まず確認したいのが、業者の施工実績です。

実績が豊富であるということは、それだけ多くの顧客から選ばれてきた証であり、信頼性の高さを測る重要な指標となります。

多くの現場を経験している業者は、様々な設置環境や予期せぬトラブルにも柔軟に対応できる高い技術力とノウハウを蓄積しています。

公式サイトに過去の施工事例が写真付きで多数掲載されているかを確認しましょう。

事例が多ければ、自宅と似たようなケースを見つけることができ、工事のイメージを具体的に掴むことができるようにもなります。

必要な資格を持つ技術者の在籍

エコキュートの設置工事には、「第二種電気工事士」や「給水装置工事主任技術者」といった国家資格が法律で義務付けられています。

これらの資格を持たない者が工事を行うことは違法であり、漏電や水漏れといった重大な事故につながる危険性があります。

必ず資格を持つ技術者が責任を持って施工してくれる業者を選びましょう。

公式サイトに有資格者が在籍している旨が明記されているか、見積もり時に質問して明確な回答が得られるかを確認することが大切です。

明確な料金体系と追加費用の有無

料金トラブルは最も避けたい問題の一つです。

見積もりを確認する際は、総額だけでなく、その内訳が詳細に記載されているかを必ずチェックしてください。

「工事費一式」のような曖昧な表記ではなく、「本体価格」「基本工事費」「既存機器撤去・処分費」「出張費」など、何にいくらかかるのかが明瞭に示されている業者は信頼できます。

また、「見積もり後の追加費用は一切かかりません」と明言しているかどうかも重要なポイントです。

事前に現地調査を丁寧に行い、正確な見積もりを提示してくれる業者を選びましょう。

充実した保証内容とアフターサービス

エコキュートは10年以上使用する長期的な設備です。

そのため、設置後の保証やアフターサービスが充実しているかは非常に重要です。

メーカー保証は通常1〜2年ですが、優良な業者の多くは、商品と工事の両方に対して10年程度の独自の無料保証を付けています。

万が一の故障や不具合が発生した際に、迅速かつ無償で対応してもらえる長期保証があれば、安心して使い続けることができます。

迅速な対応スピードとサポート体制

お湯が使えなくなるエコキュートの故障は、日常生活に深刻な影響を及ぼします。

そのため、いざという時にいかに早く対応してくれるかは、業者選びの生命線とも言えます。

「24時間365日受付」や「最短即日対応」を掲げている業者は、急なトラブルの際に心強い存在です。

また、最初の問い合わせから見積もり提示までのレスポンスの速さや、電話・メールでの対応の丁寧さも、その業者の顧客に対する姿勢を判断する良い材料になります。

補助金申請代行の可否

エコキュートの導入には、国が実施する「給湯省エネ2025事業」をはじめ、自治体独自の補助金制度を活用できる場合があります。

これらの補助金を利用することで、初期費用を大幅に抑えることが可能です。

ただし、国の補助金は「給湯省エネ2025事業登録業者」でなければ申請できません。

面倒で複雑な申請手続きを無料で代行してくれる業者を選ぶと、手間が省けるだけでなく、申請漏れや書類の不備といったミスを防ぐことができます。

対応エリアの確認

魅力的なサービスを提供している業者を見つけても、自宅が工事の対応エリア外であれば依頼することはできません。

全国展開している業者もあれば、特定の地域に密着してサービスを提供している業者もあります。

まずは公式サイトなどで、自宅の住所が対応エリアに含まれているかを最初に確認しましょう。

豊富な商品ラインナップ

エコキュートには、三菱電機、パナソニック、日立など複数のメーカーから、様々な機能やタンク容量を持つ機種が販売されています。

取り扱いメーカーや機種が豊富な業者であれば、家族の人数、お湯の使用量、設置スペース、必要な機能(高圧給湯、省エネ性能など)といった、ご家庭の状況やライフスタイルに最適な一台を提案してもらえます。

選択肢が広いことは、満足のいくエコキュート選びにつながります。

複数業者からの相見積もり

費用やサービス内容を比較検討するために、必ず2〜3社以上の業者から見積もり(相見積もり)を取りましょう。

これにより、お住まいの地域におけるエコキュート交換の費用相場を把握でき、不当に高い料金を請求されるのを防ぐことができます。

また、各社の保証内容や対応の質を比較することで、総合的に最もコストパフォーマンスに優れた、信頼できる業者を見つけ出すことができます。

悪質な業者を見分けるポイント

残念ながら、消費者にとって不利益となる営業を行う業者も存在します。

特に、突然訪問してきて「無料で点検します」などと言い、不安を煽って高額な契約を迫る訪問販売には注意が必要です。

国民生活センターへの相談件数も増加傾向にあります。

また、根拠が不明確なランキングサイトや、総額が不明瞭な見積もりを提示する業者、こちらの質問に曖APTERをごまかすような業者も避けるべきです。

安さだけを強調する業者には、裏がある可能性を疑い、慎重に判断することが重要です。

【2025年最新版】エコキュート交換業者おすすめランキングTOP10

エコキュートの交換を検討する際、どの業者に依頼すべきか迷う方は少なくありません。

ここでは、見積もり金額、対応の速さ、施工実績、保証内容といった複数の観点から総合的に評価し、2025年最新のおすすめ業者をランキング形式でご紹介します。

ランキング業者名特徴・強み保証内容その他特筆事項
1位チカラもち最大77%オフ、全国46都道府県対応、24時間365日受付最長10年(有償の場合あり)公式サイトにお役立ち情報あり
2位給湯器駆けつけ隊(ミズテック)最短30分で訪問、最大91%オフ、LINE相談対応商品・工事:10年(無料)年間1万件超の実績、丁寧な対応が高評価
3位キンライサー年間65,000件の施工、保証に回数・金額上限なし商品・工事:10年(無料)最大80%オフ、即日or翌日対応、割引特典あり
4位交換パラダイスリフォーム会社運営、最長15年保証、キャッシュレス決済対応商品:10年、工事:15年最短10分で訪問、幅広い住宅相談が可能
5位正直屋地域最安値保証、最短5分で見積もり、全国32都道府県対応商品:有償あり、工事:12年明朗会計、他社より安価との評価
6位湯ドクター創業95年以上、全国対応、当日or翌日対応商品:7年、工事:10年共同購入割引あり
7位生活堂工事費最安級(15.6万円〜)、117万件超の実績商品:3年、工事:10年(無料)ネット販売実績多数、キャンペーン豊富
8位交換できるくん上場企業運営、追加費用なしの明朗会計、施工は社員or契約技術者商品・工事:10年(無料)写真で見積もり完了、品質重視の施工
9位ガスペックリアルタイム在庫確認可、即日施工対応、写真提出で割引商品・工事:10年(無料)保証書発行、在庫豊富で迅速対応可能
10位街角給湯相談所最大92%オフ、最短30分で訪問、有資格者多数在籍商品・工事:10年(無料)緊急対応に強く、技術力の高さが評価されている

エコキュート交換にかかる費用相場と内訳

エコキュートの交換は高額な出費となるため、どのくらいの費用がかかるのか、その内訳はどうなっているのかを事前に把握しておくことは非常に重要です。

エコキュートの本体価格と工事費用の目安

エコキュートの交換にかかる費用の総額は、一般的に「本体価格」と「工事費用」の合計で決まります。

ベースとなる情報によると、費用相場は10万円から30万円とされていますが、これは比較的安価な機種や工事内容がシンプルな場合の目安と考えられます。

実際には、選択する機種のグレードや工事内容によって大きく変動し、30万円から60万円程度が一般的な価格帯となることが多いです。

費用の内訳は以下のようになっています。

  • エコキュート本体価格:相場は20万円から70万円程度。給湯タイプ(フルオート、オート、給湯専用)、タンク容量(370L、460Lなど)、省エネ性能、搭載機能によって価格は大きく異なります。
  • 基本工事費用:既存機器の撤去・処分、新しいエコキュートの搬入・設置、配管・電気配線の接続、リモコン設置、試運転などが含まれます。
  • 電気工事費用:相場は2万円から19万円。専用回路の設置や分電盤の交換が必要な場合に発生します。
  • 配管工事費用:相場は1万円から15万円。既存配管の延長や交換が必要な場合に発生します。
  • 既存エコキュートの処分費用:交換の場合、古い機器の撤去処分費用として1万円程度が別途請求されることがあります。見積もりに含まれているか確認しましょう。

新規でエコキュートを設置する場合は、コンクリートの土台を作る基礎工事費用などが追加で必要になります。

追加費用が発生しやすいケース

見積もり時に提示された金額から、予期せぬ追加費用が発生することがあります。

これはトラブルの原因となりやすいため、どのようなケースで追加費用がかかるのかを事前に知っておくことが大切です。

設置場所の状況が特殊な場合

  • 搬入経路が狭く、クレーン作業や特殊な搬入作業が必要になる。
  • 設置場所の地面がコンクリートで固められておらず、新たに基礎工事が必要になる。
  • エコキュート本体と浴室・台所が離れており、配管や配線の延長が必要になる。

既存の配管や電気設備に問題がある場合

  • 古い住宅で鉄製や銅製の配管が使われており、エコキュートの高温水に対応できる耐熱性の樹脂製配管への交換が必要になる。
  • 既存の電気配線では容量が不足しており、分電盤の交換や200Vの専用回路を増設する電気工事が必要になる。

その他

  • 寒冷地や沿岸部で、それぞれ「寒冷地仕様」「耐塩害仕様」の特殊なモデルを選ぶ必要がある場合。
  • 見積もり時の現地調査が不十分で、工事当日に想定外の部品や作業が必要になった場合。

エコキュート交換費用を安く抑える賢い方法

エコキュートの交換は大きな出費ですが、いくつかのポイントを押さえることで、費用を賢く抑えることが可能です。

国や自治体の補助金制度を徹底活用する

現在、エコキュートへの交換を金銭的に支援する、非常に手厚い補助金制度が実施されています。

まず、国が主導する「給湯省エネ2025事業」は必ずチェックしましょう。

これは、省エネ性能の高いエコキュートなどの高効率給湯器の導入を促進するための制度です。

対象となるエコキュートを設置することで補助金が交付されます。

さらに、既存の電気温水器を撤去するなどの条件を満たせば、追加で補助が受けられ、合計で最大21万円もの補助金を受け取れるケースもあります。

ただし、この補助金は誰でも申請できるわけではなく、「給湯省エネ2025事業登録業者」を通じて工事を行う必要があります。

また、国の予算には上限があり、上限に達し次第受付が終了してしまうため、早めの検討と申請が重要です。

次に、お住まいの自治体が独自に実施している補助金制度も確認しましょう。

多くの市区町村で、環境配慮型の設備導入に対して助成金が設けられています。

これらの制度は、国の補助金と併用できる場合も多く、両方を利用できれば初期費用を大幅に削減できます。

自治体のホームページなどで最新情報を確認してみましょう。

複数業者の相見積もりで比較検討する

エコキュートの交換費用は、業者によって大きく異なります。

適正価格を見極め、最もコストパフォーマンスの良い業者を選ぶために、必ず複数の業者から見積もりを取る「相見積もり」を行いましょう。

最低でも2〜3社から見積もりを取得し、比較検討することをおすすめします。

比較する際は、提示された総額の安さだけで判断しないことが重要です。

見積もりの内訳が詳細で明確か、追加費用の発生はないか、保証内容や期間は十分か、アフターサービスの体制は整っているかなど、サービス全体を総合的に比較しましょう。

価格交渉の材料になるだけでなく、各社の対応を見ることで、信頼できる業者を見極めることにも繋がります。

自宅の状況に合わせた最適な機種選び

エコキュートは、タンク容量や搭載されている機能によって本体価格が大きく変わります。

費用を抑えるためには、ご家庭の状況に対して過剰なスペック(オーバースペック)の機種を選ばないことが大切です。

例えば、2〜3人家族なのに550Lのような大容量タンクを選んだり、実際には使わないであろう多機能な高級モデルを選んだりすると、不必要に初期費用が高くなってしまいます。

家族の人数、普段のお湯の使用量、お風呂の追い焚き機能は必要か、シャワーの水圧はどの程度求めるか、豪雪地帯であれば寒冷地仕様が必要かなど、ライフスタイルや設置環境に合わせて、必要十分な性能の機種を選ぶことがコスト削減の鍵となります。

火災保険や業者のキャンペーンを利用する

意外と知られていませんが、エコキュートの故障原因によっては、加入している火災保険が適用される可能性があります。

例えば、台風による飛来物での破損や、落雷による電気系統の故障などが該当します。

ただし、経年劣化による自然故障は対象外となることがほとんどです。

一度、ご自身の保険契約内容を確認してみる価値はあるでしょう。

エコキュートの寿命と交換時期を見極めるサイン

エコキュートは長期間使用できる住宅設備ですが、永遠に使えるわけではありません。

突然お湯が使えなくなる事態を避けるためには、その寿命を理解し、交換時期が近づいているサインを見逃さないことが重要です。

ここでは、エコキュートの一般的な寿命と、交換を検討すべき具体的な症状について解説します。

エコキュートの一般的な寿命の目安

エコキュートの寿命は、システム全体で一般的に10年から15年程度とされています。

ただし、エコキュートは主に室外に設置される「ヒートポンプユニット」と、お湯を貯めておく「貯湯タンクユニット」の2つで構成されており、それぞれ寿命の目安が異なります。

  • ヒートポンプユニット:空気を取り込んで熱を作る、最も重要な部分です。常に稼働しているため負担が大きく、寿命は5年から15年と比較的短めです。
  • 貯湯タンクユニット:お湯を貯めておく魔法瓶のような部分です。比較的構造がシンプルなため、寿命は10年から15年と長めです。

使用開始から10年を超えたエコキュートは、たとえ現在問題なく動いていても、交換を視野に入れ始めることをおすすめします。

なぜなら、経年劣化によって熱効率が低下し、知らず知らずのうちに電気代が高くなっている可能性があるからです。

また、故障が発生した際に、修理用の部品の製造が終了していて修理ができないというリスクも高まります。

交換を検討すべき具体的な故障サイン

以下のようなサインが見られたら、エコキュートの寿命が近づいている可能性があります。

放置すると完全に故障してしまう恐れがあるため、早めに専門業者に点検を依頼し、交換を検討しましょう。

お湯が出ない・お湯の出が悪い

お風呂やキッチンでお湯を使おうとしても全く出ない、またはお湯の量が極端に少ないという症状が頻繁に発生する場合は、深刻な故障のサインです。

ヒートポンプユニット内部で正常にお湯が作られていない、あるいは貯湯タンクや配管から水漏れを起こしている可能性があります。

冬場であれば配管の凍結も考えられますが、それ以外の季節に何度も起こるようであれば、交換を検討すべき時期と言えます。

頻繁にエラーコードが表示される

リモコンにエラーコードが表示されるのは、エコキュートが何らかの異常を検知したという合図です。

取扱説明書を見てリセットすれば一時的に直ることもありますが、同じエラーコードが何度も繰り返し表示される場合は注意が必要です。

これは、内部のセンサーや基盤、部品などが本格的に故障しかけている兆候であり、専門家による診断が必要です。

お湯の温度が不安定になる

設定した温度のお湯が出ず、急に熱くなったりぬるくなったりと温度が安定しない場合、内部の温度を調整する混合弁や温度センサーの故障が考えられます。

シャワー中に突然冷たい水が出たり、逆に熱湯が出たりすると火傷の危険もあり、非常に不便です。

普段とは異なる異音がする

エコキュートは運転中、ファンが回る「ブーン」という低い音はしますが、それとは明らかに違う「キーキー」「ガタガタ」といった異音や、これまでより音が大きくなった場合は要注意です。

ヒートポンプユニット内部のコンプレッサーやファンモーターといった部品が劣化・損傷している可能性があります。

異音を放置すると、最終的に完全に動かなくなることもあります。

水漏れや配管トラブルが発生している

ヒートポンプユニットや貯湯タンク本体の下、あるいは接続されている配管の周りが常に濡れている場合、水漏れが発生しています。

パッキンの劣化といった軽微な原因の場合もありますが、タンク本体に亀裂が入っているなど深刻なケースも考えられます。

わずかな水漏れでも、放置すれば漏電や建物の土台を腐食させる原因となるため、発見次第すぐに対応が必要です。

お湯張りの量が不安定・追い焚きができない

浴槽の自動お湯張りをしても、設定した湯量よりも多くなったり少なくなったりする、あるいは追い焚き機能が作動しないといった症状も故障のサインです。

浴槽内の湯量を検知するセンサーや、お湯を循環させるための部品に不具合が生じている可能性があります。

まずは浴槽のフィルターを清掃しても改善しない場合は、専門家による点検をおすすめします。

リモコンの動作が悪い・表示されない

リモコンのボタンを押しても反応しない、液晶表示が消える、または文字化けするといった不具合も交換時期のサインです。

リモコン自体の故障も考えられますが、エコキュート本体の電子基板に問題が発生している可能性もあります。

浴室と台所の両方のリモコンが同じように動作不良を起こしている場合は、本体側の故障が疑われます。

エコキュート交換工事の一般的な流れ

エコキュートの交換を初めて依頼する方にとって、どのような手順で工事が進むのかは気になるところでしょう。

事前に全体の流れを把握しておけば、問い合わせから工事完了までスムーズに進めることができます。

ここでは、一般的なエコキュート交換工事の流れを4つのステップに分けて具体的に解説します。

1. 問い合わせと相談

まずは、交換を検討している業者に電話やウェブサイトの問い合わせフォームから連絡を取ります。

このとき、現在のエコキュートの状況をできるだけ具体的に伝えることがポイントです。

  • 現在使用しているエコキュートのメーカー名と型番
  • 使用年数(何年くらい使っているか)
  • 発生している不具合(エラーコード、お湯が出ない、異音がするなど)
  • 家族の人数や希望する機能(追い焚き、高圧給湯など)

これらの情報を事前にメモしておくと、相談がスムーズに進み、業者側もより的確な提案をしやすくなります。

急な故障で困っている場合は、その旨を伝えれば迅速に対応してくれる業者も多くあります。

2. 現地調査と見積もり提示

問い合わせ後、業者の担当者が実際に自宅を訪問し、現地調査を行います。

この現地調査は、正確な見積もりを出すために非常に重要な工程です。

担当者は以下の点などを確認します。

  • 既存エコキュートの設置状況(場所、基礎の状態など)
  • 新しいエコキュートを設置するためのスペース
  • ヒートポンプユニットと貯湯タンクの搬入・搬出経路
  • 既存の配管(給水・給湯・追い焚き)や電気配線(分電盤)の状況

この調査結果に基づいて、工事内容の詳細と総額が記載された正式な見積もりが作成されます。

見積書を受け取ったら、金額だけでなく、内訳の各項目(本体価格、基本工事費、追加工事費など)をしっかり確認し、不明な点があれば遠慮なく質問して解消しておきましょう。

3. 契約と工事の実施

提示された見積もりの内容と金額に納得できたら、正式に契約を締結し、工事日を決定します。

工事当日は、まず既存の古いエコキュートの撤去作業から始まります。

タンク内に残っている水を抜き、配管や配線を外して本体を運び出します。

その後、新しいエコキュートの貯湯タンクユニットとヒートポンプユニットを所定の位置に搬入し、水平になるようにしっかりと設置します。

最後に、給水・給湯・追い焚きの配管と、電気配線、リモコンの接続を行い、設置作業は完了です。

作業時間は、設置状況にもよりますが、交換工事であればおおむね3時間から4時間程度で完了することが多いです。

4. 動作確認・支払い・アフターサービス開始

すべての設置作業が完了したら、最後にお客様立ち会いのもとで試運転を行い、正常に動作するかを確認します。

お湯が問題なく出るか、リモコンの操作は正常か、水漏れや異音はないかなどを担当者と一緒にチェックします。

問題がないことが確認できたら、工事は完了です。

その後、事前に取り決めた方法で代金の支払いを行います。

支払いが完了すると、業者独自の工事保証などのアフターサービスが開始されます。

保証書や取扱説明書などを受け取り、大切に保管しておきましょう。

これで、新しいエコキュートのある快適な生活がスタートします。

主要エコキュートメーカーの特徴と選び方

エコキュートは、三菱電機、パナソニック、ダイキン、日立、コロナ、東芝といった主要メーカーから、それぞれ特色ある製品が販売されています。

どのメーカーのどの機種を選ぶかによって、省エネ性能やシャワーの水圧、便利な機能などが大きく異なります。

ご自身のライフスタイルや何を重視するかを明確にして、最適な一台を見つけるために、各メーカーの特徴をしっかりと比較検討しましょう。

三菱電機

三菱電機のエコキュートは、高い省エネ性能と快適性を両立させているのが特徴です。

独自の「サーモジャケットタンク」技術などで断熱性能を高め、お湯を効率良く保温します。

また、過去2週間分のお湯の使用状況を学習し、家庭ごとに最適な沸き上げを行う機能や、スマートフォンのアプリと連携して昼間の太陽光発電の余剰電力を活用して沸き上げを行うなど、省エネを追求する機能が充実しています。

快適性においては、パワフルなシャワーの水圧も魅力の一つで、心地よいバスタイムを求める方から高い評価を得ています。

パナソニック

国内トップクラスのシェアを誇るパナソニックは、幅広いニーズに応える豊富なラインナップが最大の強みです。

高性能な高級モデルから、価格を抑えたスタンダードなモデルまで揃っており、予算や希望に合わせて選びやすいのが魅力です。

近年ではシャワーの水圧に力を入れており、2023年度モデルからは高圧力タイプの水圧が従来比1.2倍にアップした「ウルトラ高圧」が登場しました。

また、お風呂の栓の閉め忘れをセンサーが検知して知らせる「うっかりアシスト」や、残り湯の熱を再利用して翌日の湯はりのエネルギーを節約する「ぬくもりチャージ」など、便利な独自機能も搭載しています。

現在では数少なくなった、床暖房に対応するモデルを販売している点も特徴です。

ダイキン

空調メーカーとして有名なダイキンは、エコキュートにおいてもバランスの取れた性能で安定した人気があります。

突出した独自機能というよりは、シャワーの水圧、微細な泡で温浴効果を高めるウルトラファインバブル入浴、お湯の除菌機能、スマートフォン連携など、現代のニーズに合った便利な機能が一通り揃っており、どなたにもおすすめしやすいメーカーです。

特に、修理対応の評判が良いとされており、特に「関西においては多くあるイメージ」との声もあります。

万が一の故障時にも迅速なサポートを期待できるという安心感は、大きなメリットと言えるでしょう。

日立

日立のエコキュートが持つ最大の特徴は、他メーカーとは一線を画す「水道直圧給湯」技術です。

一般的なエコキュートが貯湯タンク内のお湯と水道水を混ぜて給湯するのに対し、日立はガス給湯器のように、水道水を瞬間的に加熱して直接給湯します。

これにより、水道水圧そのままのパワフルなシャワーや給湯が可能です。

また、タンクのお湯を使わないため、水質が劣化せず、キッチンで使うお湯をそのまま飲用できるのも日立だけの大きなメリットです。

製品ラインナップを需要の高い機種に絞ることで、安定した供給体制を維持している点も特徴です。

コロナ

コロナは、世界で初めて家庭用エコキュートを開発・販売した、いわばエコキュートのパイオニアです。

その歴史と技術力が詰まった製品は、特に省エネ性能の高さに定評があります。

最上位機種であるプレミアムエコキュートには、お湯を効率よく「つくる」「ためる」「つかう」技術を統合制御する「ES制御」が搭載されており、業界トップクラスの省エネを実現します。

また、高温のさし湯をロックする機能や、長湯を防ぐ湯上りタイマーなど、小さなお子様やご高齢の方がいるご家庭でも安心して使える、細やかな配慮がされた機能も充実しています。

東芝

東芝のエコキュートは、その「シンプルさ」が最大の特徴です。

多機能化が進む中で、あえて機能を絞り、シンプルで壊れにくく、長持ちすることを追求しています。

その自信の表れとして、メーカーの無償保証期間が他社(通常1〜2年)よりも長い5年間に設定されています。

これは、耐久性を重視し、複雑な機能は不要だと考えるユーザーにとって大きな魅力となるでしょう。

なお、東芝は2024年3月31日をもってエコキュートの新規販売を停止しましたが、市場に在庫が残っている場合は購入可能です。

長期保証と堅牢性を求めるなら、選択肢の一つとして検討する価値はあります。

まとめ

この記事では、後悔しない業者選びのために不可欠な重要ポイントを解説しました。

また、費用を賢く抑えるためには、複数の業者から相見積もりを取ること、そして「給湯省エネ2025事業」をはじめとする国や自治体の補助金制度を最大限に活用することが非常に有効です。

特に補助金は、予算上限に達し次第終了となるため、早めの行動が鍵となります。

ぜひこの記事も参考にしながら、理想の一台を見つけてみてくださいね!

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