「お湯が出ない!」
などエコキュートの突然の故障が起こった際、
「どこに頼めば安心なの?」
「費用はいくらかかるの?」
「悪質な業者に騙されたくない」
といった不安や疑問が浮かんでくるのではないでしょうか。
エコキュートは決して安い買い物ではなく、一度設置すれば10年以上も使い続ける大切な住宅設備です。
だからこそ、業者選びの失敗は絶対に避けたいですよね。
そこでこの記事では、そんなエコキュートの業者選びで後悔しないために給湯器専門業者から家電量販店まで、依頼先ごとの特徴とメリット・デメリットを比較していきます。
ぜひこの記事も参考に、理想の依頼先を見つけてみてくださいね。
エコキュート交換業者の種類とその特徴

エコキュートの交換工事はさまざまな業者が取り扱っています。
「急にお湯が出なくなったけど、どこに頼めばいいの?」と迷ってしまう方も少なくないでしょう。
業者ごとに強みや弱み、費用感、サービス内容が異なるため、それぞれの特徴を理解し、ご自身の希望や状況に合った依頼先を選ぶことが重要です。
給湯器の専門業者(エコキュート専門会社)
給湯器の専門業者は、その名の通りエコキュートやガス給湯器といった給湯設備全般の設置・交換を専門に行う業社です。
長年の経験で培われた専門知識と高い技術力が最大の強みと言えるでしょう。
多くの専門業者は、メーカーから直接または一次代理店を通じて大量に製品を仕入れるため、中間マージンを削減でき、本体価格を大幅に値引いて提供することが可能です。
割引率は5割から8割にも及ぶことがあり、費用を抑えたい方にとって大きなメリットとなります。
た、取り扱いメーカーや機種のラインナップが豊富なため、各家庭の状況やニーズに合わせた最適な一台を提案してくれます。
さらに、お湯のトラブルは急に発生することが多いため、24時間365日の電話受付や、最短即日での交換対応といった迅速なサービス体制を整えている業者も多く存在します。
工事品質に自信があるからこそ、独自の長期工事保証や製品保証を手厚く提供している点も安心材料です。
家電量販店・ホームセンター
ヤマダ電機やケーズデンキといった大手家電量販店や、カインズ、コーナンなどのホームセンターでもエコキュートの交換を依頼できます。
全国各地に店舗があるため、買い物のついでに気軽に相談でき、実際に展示されている製品を見て選べるのが大きなメリットです。
また、店舗独自のポイント還元サービスやセール、キャンペーンを利用することでお得に購入できる場合もあります。
しかし、注意点もいくつか存在します。
家電量販店やホームセンターは給湯器の専門店ではないため、取り扱いメーカーや機種が限られていることが多く、選択肢が少ない可能性があります。
リフォーム会社
リフォーム会社は、住宅の改修やリノベーションを専門としており、エコキュートの交換だけでなく、浴室やキッチン、トイレといった水回り全体の工事と合わせて依頼することに強みを発揮します。
もし、お風呂のリフォームなど、他の工事も同時に検討しているのであれば、まとめて依頼することで段取りがスムーズになり、セット割引などで費用を抑えられる可能性があります。
住まい全体のバランスを考えた提案を受けられるのも魅力です。
ただし、エコキュートの交換工事単体で依頼する場合は、専門業者に比べて費用が割高になる傾向があります。
電力会社
東京電力や関西電力といった、日頃から電気でお世話になっている電力会社に交換を依頼する方法もあります。
大手インフラ企業としてのブランド力は絶大で、「よく知らない業者に頼むのは不安」と感じる方にとっては、この上ない安心感があるでしょう。
電力会社によっては、省エネ機器の普及を目的とした独自の割引キャンペーンを実施していたり、オール電化向けの特別な料金プランを提案してくれたりすることがあります。
また、初期費用を抑えられるリース契約が利用できる場合があるのも特徴です。
その一方で、電力会社も実際の工事は提携している地域の工事店に委託するケースがほとんどです。
そのため、中間マージンが発生し、専門業者と比較すると費用は高くなる傾向が見られます。
ネット通販(ECサイト)
Amazonや楽天市場、価格.comなどのネット通販(ECサイト)では、非常に多くのメーカー・機種のエコキュートが販売されています。
実店舗を持たないことで人件費やテナント料といったコストを削減できるため、エコキュートの本体価格が安価に設定されているのが最大の魅力です。
さまざまな商品を比較検討し、自宅にいながら24時間いつでも注文できる手軽さも利点と言えるでしょう。
しかし、ネット通販でエコキュートを購入する際には重要な注意点があります。
それは、購入した製品の設置・交換工事を行う業者を、原則として自分で探して手配しなければならないという点です。
信頼できる施工業者を別途探す手間がかかる上、製品と工事を別々の業者に依頼するため、万が一トラブルが発生した際に「製品の問題なのか、工事の問題なのか」で責任の所在が曖昧になりがちです。
地域の電気店・工務店
古くから地域に根ざして営業している個人の電気店や工務店も、エコキュート交換の相談先となります。
長年のお付き合いがあったり、近所での評判が良かったりする場合、顔が見える関係性ならではの安心感が得られるでしょう。
小回りが利き、緊急時にも迅速に駆けつけてくれるなど、きめ細やかなサービスが期待できるのが強みです。
その地域特有の気候(寒冷地など)や住宅事情を熟知している点も頼りになります。
その反面、専門業者と比べて仕入れ量が少ないため、どうしても製品の仕入れ価格が高くなり、結果的に販売価格も割高になる傾向があります。
また、必ずしもエコキュートの専門家というわけではないため、最新機種に関する知識が少なかったり、取り扱い機種が限定的だったりすることも考えられます。
エコキュート交換業者を選ぶ際のポイント

エコキュートは一度設置すると10年以上という長い期間にわたって使用する住宅設備です。
そのため、業者選びは価格の安さだけで判断するのではなく、技術力や信頼性、設置後のサポート体制などを総合的に比較検討することが、後々の満足度を大きく左右します。
豊富な施工実績の有無
業者の施工実績は、その技術力と信頼性を客観的に判断するための最も重要な指標の一つです。
多くの現場を経験している業者は、さまざまな住宅環境や設置条件に対応できるノウハウを蓄積しています。
公式サイトなどで、創業からの年数や年間の施工件数、これまでの累計工事実績などを確認しましょう。
また、特定のメーカーだけでなく、パナソニック、三菱電機、ダイキン、日立、コロナなど、複数のメーカーを取り扱っている業者は、それぞれの製品の長所・短所を熟知しており、より中立的な立場で最適な機種を提案してくれる可能性が高いです。
明確な料金体系
「最初に提示された金額より、最終的な請求額が高くなってしまった」というトラブルは、残念ながら少なくありません。
こうした事態を避けるためには、見積書の詳細をしっかりと確認することが不可欠です。
優良な業者の見積書には、エコキュート本体の価格、標準的な工事費用、出張費や廃材処分費といった諸経費が明確に記載されています。
さらに重要なのが、「どのような場合に、いくらの追加費用が発生するのか」という条件が具体的に示されているかという点です。
「追加費用は一切かかりません」と謳っている場合でも、その言葉が保証する「標準工事」の範囲を必ず確認しましょう。
複数社から相見積もりを取り、総額だけでなく、工事内容や含まれる費用の内訳を比較することが賢明です。
資格の有無
エコキュートの設置工事には、電気配線工事と水道配管工事が伴います。
これらの工事を安全かつ適正に行うためには、それぞれ「第二種電気工事士」や「給水装置工事主任技術者」といった国家資格が必要です。
無資格の業者が工事を行うことは、施工不良による漏電や水漏れ、火災といった重大な事故につながる恐れがあるだけでなく、法律で禁じられた違法行為です。
信頼できる業者は、必ず公式サイトの会社概要やスタッフ紹介ページで、有資格者が在籍していることを明記しています。
見積もりや問い合わせの際に、資格の有無を直接確認することも有効です。
安心して長く使い続けるためにも、資格保有者が責任を持って施工してくれる業者を選びましょう。
充実したアフターサービスと保証内容
エコキュートは精密な機械であり、長年使用する中で故障や不具合が発生する可能性はゼロではありません。
万が一のトラブルに備え、設置後のアフターサービスや保証内容が充実しているかを確認することは非常に重要です。
保証には、メーカーが製品自体を保証する「製品保証」と、業者が設置工事の品質を保証する「工事保証」の2種類があります。
多くの優良業者は、メーカー保証に加えて、独自の長期保証を提供しています。
目安として、製品・工事ともに10年程度の無料保証が付帯しているかを確認しましょう。
また、保証が無料か有料か、修理回数や保証金額に上限はないか、24時間365日対応のコールセンターなど、故障時に迅速に対応してくれる窓口があるかも大切なチェックポイントです。
迅速な対応スピード
「突然エコキュートが故障してお湯が出なくなった」という緊急事態には、一日でも早く対応してくれる業者が頼りになります。
お湯が使えない生活は非常に不便であり、特に冬場は深刻です。
業者を選ぶ際には、問い合わせに対する返信の速さや、見積もり提出までの時間、そして実際に工事が可能になるまでの日数を確認しましょう。
業者によっては「最短即日対応」や「最短30分で駆けつけ」を掲げているところもあります。
こうした迅速な対応力は、顧客満足度を重視している証とも言えます。
ただし、対応エリアや時期によっては即日対応が難しい場合もあるため、事前にご自身の状況を伝えた上で、具体的な対応スケジュールを確認することが大切です。
利用者の口コミ・評判
実際にその業者を利用した人の声は、公式サイトだけではわからないリアルなサービス品質を知るための貴重な情報源です。
GoogleマップのレビューやX(旧Twitter)などのSNS、みん評のような口コミサイトで、業者の評判を調べてみましょう。
特に「見積もり時の対応は丁寧だったか」「工事担当者の技術や人柄はどうだったか」「追加費用は発生しなかったか」「アフターサービスの対応は良かったか」といった具体的な内容に注目すると参考になります。
補助金制度への対応
現在、国は省エネ性能の高い給湯器の導入を促進するため、「給湯省エネ2025事業」という補助金制度を実施しています。
この制度を利用すると、対象となるエコキュートの導入に対して、機種の性能に応じて最大13万円、さらに特定の条件を満たすことで最大21万円もの補助金が支給されます。
この補助金の申請手続きは、原則として工事を請け負う事業者が行います。
そのため、業者を選ぶ際には、この補助金制度に対応しており、申請手続きを代行してくれるかどうかを確認しましょう。
対応エリアの確認
当然のことですが、依頼を検討している業者が、自分のお住まいの地域を工事対応エリアに含んでいるかを確認することは大前提です。
どんなに魅力的なサービスを提供している業者でも、エリア外であれば依頼することはできません。
多くの業者は公式サイトに対応エリアを明記しています。
もし記載が曖昧な場合は、電話やメールで直接問い合わせて確認しましょう。
対応エリアの境界付近にお住まいの場合、別途出張費がかかる可能性もあるため、その点も合わせて確認しておくと安心です。
主要なエコキュート交換業者とその特徴

エコキュートの交換業者は数多く存在し、どこに依頼すれば良いか迷ってしまう方も多いでしょう。
ここでは、豊富な実績や手厚い保証、利用者からの高い評価を得ている主要なエコキュート交換業者をいくつかピックアップし、それぞれの特徴や強み、実際の口コミを基に詳しくご紹介します。
業者ごとのサービス内容を比較し、ご自身の希望に最も合う一社を見つけるための参考にしてください。
| 業者名 | 特徴・強み | 保証内容 | 対応体制 | 評価・口コミの傾向 |
| チカラもち | 全国46都道府県対応。LINEやWebでの手軽な問い合わせ、公式サイトで空き状況確認可能。 | 工事:10年保証(製品保証は有償) | 24時間365日(電話・メール・LINE) | 明朗会計・人柄・スピードに高評価 |
| ミズテック(給湯器駆けつけ隊) | 最大91%OFFの高い割引率。資格を持つ技術者による施工で高品質。 | 商品+工事:10年無料保証 | 24時間365日受付(電話・メール) | 価格・対応スピード・丁寧な対応に高評価 |
| キンライサー | 創業25年以上、累計25万件の実績。全国対応。最短翌日施工も可能。 | 商品+工事:10年保証(修理無制限) | 24時間365日電話受付 | スタッフの対応・スピード・安心感に高評価 |
| 交換パラダイス | リフォーム会社が運営母体。住まい全体の工事に対応可能。保証内容が非常に手厚い。 | 商品:10年保証工事:最長15年保証 | 24時間365日対応 | 保証内容と施工の丁寧さに高評価 |
| 交換できるくん | オンライン完結の見積もり・発注。明朗会計で追加費用なし。自社or契約社員による施工。 | 商品+工事:10年保証 | オンライン見積+ショールームあり | 価格の透明性・手軽さ・丁寧な対応に高評価 |
| みずほ住設 | 完全自社施工+中間マージンなしの最安価格を追求。豊富な実績と迅速対応。 | 商品+工事:10年保証 | 365日営業、LINE対応あり | 価格の安さ・レスポンスの速さ・専門性に高評価 |
エコキュート交換の費用目安と注意点

エコキュートの交換にかかる費用は、多くの方が最も気にするポイントの一つです。
一般的に、エコキュートの交換費用は、機器本体の価格と標準的な工事費用を合わせて、総額で40万円から80万円程度が相場とされています。
この価格は、選ぶ機種のグレード(給湯専用、オート、フルオートなど)やタンク容量、性能によって大きく変動します。
特に、これまでガス給湯器や石油給湯器をお使いだったご家庭が新たにエコキュートを設置する場合、交換費用は高くなる傾向にあります。
これは、エコキュートの重い貯湯タンクを支えるためのコンクリート基礎を新たに作る工事や、エコキュート専用の200V電源を引き込むための電気工事が必要になるためです。
また、最初の見積もり金額から、工事当日に予期せぬ追加費用が発生するケースも少なくありません。
安心して工事を依頼するためにも、どのような場合に追加費用がかかるのかを事前に把握しておくことが非常に重要です。
見積もり金額から追加費用が発生する主なケース
優良な業者は、現地調査や写真での確認を通じて、可能な限り正確な見積もりを提示しますが、建物の構造や既存設備の状況によっては、どうしても追加の工事が必要になることがあります。
ここでは、追加費用が発生しやすい代表的なケースについて解説します。
配管関連の追加工事
エコキュートは高温のお湯を供給するため、配管にも耐熱性が求められます。
古い住宅では、お湯の配管に鉄管や銅管が使われていることがありますが、これらはエコキュートの高温水に長期間耐えられない可能性があるため、耐熱性に優れた樹脂製の配管への交換が必要になる場合があります。
また、エコキュートの設置場所から浴室やキッチンまでの距離が遠い場合は、配管を延長するための費用がかかります。
その他、屋根裏や床下など、特殊な場所に配管を通す作業や、寒冷地で配管の凍結を防ぐための凍結防止工事(保温材の強化や凍結防止ヒーターの設置)なども追加費用の対象となります。
電気工事関連の追加工事
エコキュートを稼働させるには、エアコンなどと同じように専用の200V電源が必要です。
既存の住宅の分電盤(ブレーカー)に、エコキュート用の専用回路を設けるための空きがない場合、ブレーカーを増設したり、場合によっては分電盤自体を交換したりする必要があり、追加の電気工事費が発生します。
この電気工事には、5万円から10万円程度の費用がかかることが一般的です。
電力会社への申請が必要になるケースもあるため、経験豊富な業者に任せるのが安心です。
設置場所に関する追加工事
現在エコキュートが設置されている場所から、別の場所へ移動して新しい機種を設置する場合、移動先に新たにコンクリートの基礎を打設するための費用がかかります。
また、エコキュート本体の搬入・搬出経路が狭く、人力での作業が困難な場合には、クレーン車を手配するための費用などが別途必要になる可能性も考えられます。
これらの追加費用を避けるためには、見積もり段階で業者にしっかりと現地を確認してもらい、工事内容と費用について詳細な説明を受けることが不可欠です。
交換費用を賢く抑えるためのポイント
高額になりがちなエコキュートの交換ですが、いくつかのポイントを押さえることで費用負担を軽減することが可能です。
まず最も効果的なのは、複数の業者から相見積もりを取得することです。
1社だけの見積もりでは、その価格が適正かどうかを判断できません。
2〜3社から見積もりを取り、本体価格や工事費の内訳、保証内容を比較検討することで、ご自身の希望に合った最もコストパフォーマンスの高い業者を見つけやすくなります。
そして、現在利用できる「給湯省エネ2025事業」のような補助金制度を最大限に活用することも重要です。
この制度を利用すれば、導入するエコキュートの性能に応じて費用を大幅に削減できます。
補助金の申請は専門の事業者が行う必要があるため、制度に対応していて、申請手続きを代行してくれる業者を選ぶようにしましょう。
まとめ
エコキュートの交換は、単に古い機器を新しいものに取り替えるだけの作業ではありません。
今後10年以上にわたって使用する設備投資です。
だからこそ、どの業者に依頼するかという選択は、慎重に行う必要があります。
価格の安さだけに目を奪われてしまうと、施工品質の低さや不十分なアフターサービスによって、後々大きなトラブルや余計な出費につながりかねません。
この記事で解説してきたように、エコキュートの交換を依頼できる業者には、給湯器専門業者、家電量販店、リフォーム会社、電力会社など、さまざまな選択肢があり、それぞれにメリット・デメリットが存在します。
ご自身の状況や何を最も重視するかに合わせて、最適な依頼先を見極めることが第一歩です。
ぜひこの記事も参考に理想の交換業社を見つけてくださいね。


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