「最近、エコキュートの調子が悪い」
「10年以上使っているから、そろそろ交換時期かな?」
このように考えている人もいるのではないでしょうか。
急な故障でお湯が使えなくなる前に、早めの交換を検討するのは非常に賢い決断と言えるでしょう。
しかしいざ交換を検討しようにも、どの業者が最適か迷ってしまいますよね。
そこでこの記事では、テレビCMでもおなじみの「ジョーシン(Joshin)」について、ジョーシンのリフォーム事業である「まごころリフォーム」の価格設定や取り扱いメーカー、「メリット・デメリット」などを解説していきます。
ぜひ最後まで読んでみてくださいね!
エコキュート交換サービス

ジョーシンでエコキュートを交換するにあたり、具体的にどのような製品が選べて、どれくらいの費用がかかるのかは最も気になるところでしょう。
ここでは、エコキュート自体の基本的な仕組みから、ジョーシンが取り扱う主要メーカーの特色、詳細な費用内訳、そして購入後に実践したい電気代の節約術まで解説します。
省エネ・経済性・防災力
エコキュートが多くの家庭で選ばれる理由は、単に「光熱費が安くなる」というだけではありません。
その背景にある技術や、もしもの時に役立つ防災性能を理解することで、その価値をより深く知ることができます。
- ヒートポンプ技術:エコキュートの心臓部である「ヒートポンプ技術」は、空気中の熱を効率的に集めてお湯を沸かす仕組みです。具体的には、①ファンで取り込んだ外気の熱を「自然冷媒(CO2)」に集め、②その冷媒を「圧縮機」で圧縮してさらに高温にし、③その熱を水の加熱に利用します。このプロセスは、電気エネルギーを直接熱に変える電気温水器(消費電力1に対して1の熱)とは異なり、消費電力1に対して3以上の熱エネルギーを生み出すことができます。これが、電気温水器の約1/3の電気代でお湯を沸かせる理由です。さらに、この沸き上げを電力会社が提供する深夜電力プラン(一般的に23時~翌朝7時の割安な時間帯)で行うことで、日中の高い電気料金を避け、ランニングコストを劇的に削減します。ガス給湯器と比較しても、都市ガスで約1/3、プロパンガスに至っては約1/5までランニングコストを抑えられるケースもあり、お湯の使用量が多いご家庭ほど、その経済的メリットは大きくなります。
- 災害時のライフラインとしての価値:地震や台風による停電・断水は、今や他人事ではありません。エコキュートは、このような非常時において心強い味方となります。貯湯タンクには常に数十~数百リットルのお湯(または水)が貯蔵されているため、停電時でも蛇口からお湯を出すことが可能です(断水していない場合)。
もし断水してしまっても、タンク下部にある「非常用取水栓」から、タンク内の水を取り出して生活用水として活用できます。370Lのタンクであれば、大人2人が3日間生活するために必要な水の量を確保できる計算になります。ただし、この水は飲用には適さないため、手洗いやトイレの流し水、洗濯などに使用するのが基本です。いざという時のために、ご家庭のエコキュートの非常用取水栓の場所と使い方を、平時に一度確認しておくことを強く推奨します。
ジョーシン取り扱いメーカー徹底比較
ジョーシンでは、国内の主要5メーカー(パナソニック、三菱電機、日立、ダイキン、東芝)の製品を取り扱っています。
各社とも独自技術で競い合っており、ライフスタイルに合った一台を選ぶことが重要です
| メーカー | 特徴・機能 | 型番 | 圧力種別 / グレード | 買替価格(税込) |
| パナソニック | ・AIエコナビで保温エネルギー最大35%節約・残り湯の熱を再利用する「ぬくもりチャージ」 | HE-JU37KQS | 高圧・ハイスペック | 710,000円 |
| HE-NSU37KQS | 高圧・水道直圧 | 545,000円 | ||
| 三菱電機 | ・深紫外線LED「キラリユキープPLUS」・配管自動洗浄「バブルおそうじ」・残り湯の熱を回収「ホットりたーん」 | SRT-P376UB | 高圧・ハイスペック | 700,000円 |
| SRT-S376UA | 高圧・ミドルクラス | 600,000円 | ||
| 日立 | ・水道直圧給湯でパワフルな水圧・UV除菌「きらりUVクリーン」・入浴剤対応 | BHP-FV37WD | 高圧・ハイスペック | 690,000円 |
| BHP-FR37WU | 標準圧 | 560,000円 | ||
| ダイキン | ・空調技術に基づいた高信頼性・井戸水・硬水対応モデルあり・「昼間シフト機能」で太陽光活用 | EQX37XFV | 高圧・水道直圧 | 620,000円 |
| EQN37XFV | 標準圧 | 530,000円 | ||
| 東芝 | ・5年間の長期保証(消耗部品除く)・「銀イオンの湯」でお湯を清潔に保つ | HWH-B376HA-R | 高圧・ハイスペック | 565,000円 |
| HWH-B376H-R | 高圧・スタンダード | 545,000円 |
交換費用と「追加工事」
ジョーシンの価格は「標準工事費込み」で分かりやすいですが、自宅の状況によっては追加費用が発生します。
後から「こんなはずでは…」とならないために、費用の内訳と追加工事の可能性を詳しく見ていきましょう。
標準工事に含まれるもの・含まれないもの
標準工事費には通常、以下の項目が含まれます。
- 含まれるもの:既存給湯器の撤去・処分、エコキュート本体(貯湯タンク・ヒートポンプ)の設置、リモコン設置、給水・給湯・追焚き配管の接続(既存配管利用)、電気工事(200V専用回路増設)、電力会社への申請手続き、試運転・操作説明
- 含まれないもの(=追加工事):下記で詳述する項目
追加費用が発生する主なケースと費用目安
- 基礎工事(約3万円~5万円):貯湯タンクは満水時400kg以上になるため、頑丈な土台が必要です。設置場所が土や砂利の場合、コンクリートで基礎を打設する工事が必須となります。
- 特殊搬入・搬出(約3万円~):設置場所が狭い、塀や障害物がある、2階に設置するなどで、人力での搬入が困難な場合、ユニック車(小型クレーン)などを使用する費用です。
- 分電盤交換・幹線工事(約5万円~15万円):エコキュートには200Vの専用回路が必要ですが、古い家の分電盤に空きスペースがなかったり、家全体に引き込まれている電気の幹線が細かったりする場合、分電盤の交換や幹線の張替え工事が必要になります。
- 配管延長・交換(1mあたり数千円~):既存の配管が劣化して使えない場合や、設置場所の都合で配管を延長する必要がある場合に発生します。
- 井戸水・地下水利用時の水質検査(有料):ダイキンなどの対応モデルを選ぶ場合でも、事前に有料の水質検査が必要です。メーカーの基準を満たさない場合、保証が適用されない、または保証期間が短縮される可能性があるため、非常に重要な工程です。
エコキュートの電気代を極める節約術
エコキュートは設置して終わりではありません。
使い方を少し工夫するだけで、電気代はさらに節約できます。
日々の暮らしに取り入れたいヒントをご紹介します。
沸き上げ設定の最適化
リモコンの設定が節約の鍵を握ります。
- 基本は「深夜のみ」:日中の割高な時間帯での自動沸き増しを停止させることが最も重要です。
- 季節連動:お湯の使用量が減る夏場は「省エネモード」や「おまかせ節約」に。逆に冬場は湯切れを防ぐために「多め」や「満タン」設定に切り替えるのが賢明です。
- 長期不在時:1~2週間家を空ける場合は「沸き上げ休止設定」を。それ以上になる場合は、タンクの衛生と凍結防止のために、電源を落としタンクの水抜きを行いましょう。
お風呂の入り方にもコツがある
追いだきや自動保温は、タンクのお湯の熱を使って浴槽のお湯を温め直すため、多くのエネルギーを消費します。
- 追いだきより「高温足し湯」:浴槽のお湯がぬるくなった場合、追いだきよりも、タンク内の熱いお湯を直接足す「高温足し湯」の方が効率的で電気代の節約になります。
- 家族で連続入浴:家族がお風呂に入る時間をなるべく空けないように工夫し、保温機能の使用を最小限に抑えましょう。
ジョーシンでエコキュートを交換するメリットとデメリット

ジョーシンでのエコキュート交換を検討する上でのメリットとデメリットをここでは解説します。
メリット
多くの人がジョーシンを選ぶ背景には、価格以上の価値を提供する、大手ならではの強固な安心材料があります。
- リフォームで最もストレスを感じるのが、見積もり後の予期せぬ追加費用です。ジョーシンでは、Webサイトやチラシで提示される価格が「標準工事費込み」となっているため、最終的に支払う総額のイメージを掴みやすいのが大きなメリットです。これは単に分かりやすいだけでなく、予算管理がしやすく、精神的な負担を大幅に軽減してくれます。もちろん、設置環境によっては追加工事が必要になりますが、ジョーシンでは契約前に専門スタッフが必ず現地調査を行います。この丁寧なプロセスにより、見積もりの精度が高まり、「契約後に高額な追加請求をされた」といったトラブルのリスクを最小限に抑えることができます。
- エコキュートの寿命は10年~15年と言われています。その長い期間、保証やアフターフォローを継続して受けるためには、施工業者が存続していることが大前提です。その点、ジョーシンを運営する上新電機は東証プライム市場に上場する大企業であり、その経営基盤は非常に安定しています。小規模な専門業者に比べて倒産のリスクが極めて低いため、「10年後もちゃんと会社があって、対応してくれる」という絶大な安心感があります。また、全国223店舗のネットワークは、万が一の転勤や引っ越しがあった際にも、最寄りの店舗で相談を引き継いでもらえる可能性があり、ライフスタイルの変化にも対応できる強みと言えます。
- ジョーシンが提供する保証の中で、特に価値が高いのがこの「10年間の長期工事保証」です。これは、メーカーが提供する「製品保証(通常1~2年、部品により異なる)」とは全く別のものです。製品保証がエコキュート本体の故障を対象とするのに対し、工事保証は「施工が原因で発生した不具合」をカバーします。例えば、「配管の接続ミスによる水漏れ」や「電気配線の施工不良によるエラー発生」といったトラブルは、工事保証の対象です。この保証により、修理代、出張費、技術費、部品代が10年間、回数無制限で無料になります。この手厚い保証は、施工品質に対する自信の表れであり、利用者に長期的な安心を提供します。
デメリット
多くのメリットがある一方で、大手ならではの構造的な課題や、事前に理解しておくべき注意点も存在します。
- 店頭スタッフの知識レベル:ジョーシンはあくまで家電量販店であり、すべてのスタッフがリフォームの専門家ではありません。もちろん専門知識を持つ担当者もいますが、店舗や担当者によっては、細かい技術的な質問や特殊な設置環境への対応について、即答できない場面も考えられます。
- 下請け業者による施工品質:実際の工事は、ジョーシンが提携する地域の工務店などの下請け業者が行います。ジョーシンが設けた一定の基準をクリアした業者が選ばれているはずですが、最終的には「どの業者が担当するか」によって、作業の丁寧さや現場でのコミュニケーション、仕上がりの質に差が生じる可能性があります。これはジョーシンに限らず、工事を外注する大手量販店やホームセンターに共通する構造的な課題です。ネットの口コミは悪い評判の方が目立ちやすいので一部そのような意見もあるという点は考慮すべきですが、こうしたリスクが存在することは認識しておく必要があります。
- 工事までのリードタイム:工事を外部業者に委託する都合上、自社で職人を抱える専門業者に比べて、日程調整に時間がかかる傾向があります。特に、冬場の繁忙期や人気機種が品薄の際には、問い合わせから設置完了まで2~3週間以上待つケースも考えられます。お湯が全く出ないなど、緊急で「明日すぐにでも交換してほしい」というニーズには応えにくいのが実情です。
- ポイント進呈の原則:普段の家電購入と同じ感覚で、「高額なリフォームだからポイントがたくさん貯まるだろう」と期待していると、がっかりする可能性があります。前述の通り、リフォーム工事の支払いは原則としてポイント進呈の対象外です。あくまで特定のキャンペーン期間中の特典であることを理解しておく必要があります。
- 工事対応エリアの限定性:ジョーシンは「全国展開」のイメージがありますが、店舗網は関西、関東、中部に集中しています。そのため、北海道、東北、中国、四国、九州、沖縄エリアでは、リフォームサービスそのものが対象外となる地域が少なくありません。まずは、自身の住まいが工事対応エリアに含まれているかを、公式サイトや電話で最初に確認することが必須です。
ジョーシンと他の業者(専門業者・他家電量販店)の比較

エコキュートの交換を成功させるためには、ジョーシンという選択肢を客観的に評価することが不可欠です。
それには、他の購入ルート、特にライバルとなる「他の大手家電量販店」や「給湯器専門業者」と比較し、それぞれの長所と短所を多角的に検証する必要があります。
大手家電量販店との価格競争
ジョーシン、ヤマダデンキ、エディオン、ビックカメラといった大手家電量販店は、消費者にとって最も比較しやすいライバル関係にあります。
どこも「大手」という安心感は共通していますが、価格戦略やサービス内容には微妙な違いが存在します。
一般的に、家電量販店は店舗運営費や広告費、下請け業者への中間マージンなどがあるため、専門業者に比べて価格設定は高めになる傾向があります。
しかし、量販店同士で比較すると、その価格設定は拮抗しています。
例えば、2025年時点の参考価格として三菱電機の人気モデル「SRT-S376U(370L)」で比較してみましょう。
- エコキュート激安革命(専門店):415,000円 (税込)
- ジョーシン:681,000円 (税込)
- ヤマダデンキ:681,780円 (税込)
- エディオン:688,000円 (税込)
- ビックカメラ:758,000円 (税込)
この例では、ジョーシンはヤマダデンキとほぼ同価格帯で、エディオンよりは若干安く、ビックカメラに比べるとかなり安価な設定となっています。
量販店の中では比較的リーズナブルな価格帯に位置していることがわかります。
価格だけでなく、工事費の内訳や保証内容も比較の重要なポイントです。
ヤマダデンキやビックカメラは、標準工事費を約16万円前後と明示している場合があります。
一方、ジョーシンやエディオンは工事費込みの総額表示が基本です。
どちらが良いというわけではありませんが、工事費が別建てだと、追加工事が発生した際の費用感が掴みやすいという側面があります。
保証については、各社とも長期保証を打ち出していますが、その内容は異なります。
ジョーシンの「10年工事保証」は非常に手厚いですが、他社も独自の延長保証(製品・工事の両方を含むものなど)を提供しています。
保証が無料なのか有料なのか、保証の対象範囲はどこまでか(消耗品は含まれるか等)を細かく比較検討することが、長期的な安心につながります。
給湯器専門業者との「価格」と「専門性」
もしあなたが「価格」と「スピード」、「専門知識」を最優先するなら、給湯器専門業者は非常に強力な選択肢となります。
ジョーシンのような大手とは、ビジネスモデルそのものが根本的に異なります。
専門業者の価格が安い理由は明確です。
- 大量仕入れによるコスト削減:特定の商品(給湯器)に特化してメーカーから大量に仕入れるため、1台あたりの仕入れ価格を大幅に抑えることができます。
- 自社施工による中間マージンカット:営業、見積もり、施工までを自社の社員(職人)で完結させるため、下請け業者に支払う中間マージンが発生しません。
- 運営コストの抑制:一等地の店舗や大規模な広告宣伝を避け、Web集客を中心にすることで、販売管理費を低く抑えています。
これらの要因により、専門業者では同じ製品でもジョーシンなどの量販店より10万円~20万円以上安くなることも珍しくありません。先ほどの比較例でも、専門店は40万円台前半であり、20万円以上の価格差がありました。
専門業者は、自社で職人と在庫を管理しているため、対応が非常に迅速です。
「お湯が全く出ない」といった緊急事態には、最短で問い合わせ当日の交換工事に対応してくれる業者も存在します。
これは、顧客→ジョーシン→下請け業者という伝言ゲームが発生せず、直接現場を理解しているプロと話が進められるためです。
また、少し特殊な設置環境であっても、豊富な経験から柔軟な対応策を提案してくれる可能性が高いです。
ただし、専門業者の中には残念ながら質の低い業者も存在します。
信頼できる業者を見極めるためには、以下のポイントをチェックしましょう。
- 創業年数と施工実績:創業10年以上で、顔写真付きの豊富な施工実績(ブログや事例ページ)を公開しているか。
- 会社の所在地:バーチャルオフィスではなく、実際に事務所や倉庫が存在するか(Googleストリートビューで確認するのも有効)。
- 価格の透明性:「工事費込み」の総額表示が明確で、追加費用が発生する可能性について事前に丁寧な説明があるか。
- 顧客本位の姿勢:電話やメールの対応が丁寧で、こちらの質問に的確に答え、押し売りのような強引な営業をしてこないか。
ホームセンターやガス業者との比較
エコキュート交換の選択肢として、ホームセンターやガス業者も挙げられますが、それぞれに特徴があります。
- ホームセンター:価格は比較的安い傾向にありますが、工事は下請け任せで、長期保証は有料オプションの場合が多いです。チラシの安さに惹かれても、保証などを含めたトータルコストで比較することが重要です。
- ガス業者:特にガス給湯器からの交換時に頼りになりますが、エコキュート本体の割引率が低く、総額は高くなる傾向があります。ただし、長年の付き合いがあるなど、安心感を最優先する場合には選択肢となり得ます。
結論として、「ブランドの安心感と手厚い長期保証」を求めるならジョーシンなどの大手家電量販店、「圧倒的な価格とスピード、専門性」を求めるなら信頼できる給湯器専門業者が、それぞれ有力な選択肢になると言えるでしょう。
まとめ
今回は、ジョーシン(Joshin)でのエコキュート交換について、企業概要からサービスの詳細、メリット・デメリット、他社との比較まで解説しました。
ジョーシンは、上場企業としての揺るぎない「信頼性」、業界でも手厚い「10年間の長期工事保証」、そして追加費用の心配が少ない「標準工事費込みの明朗会計」という、価格以上の大きな安心感を提供してくれる選択肢です。
エコキュートの交換を検討している際には、ぜひ一度問い合わせてみてはいかがでしょうか。
この記事が少しでも参考になれば嬉しいです。


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